エンタがビタミン

writer : tora

【エンタがビタミン♪】アンジャ・児嶋に“人力舎の養成所入り”を勧めたのはアノ人気タレントだった!

アンジャッシュは2000年代前半に数々の秀逸なコントを“ネタ見せ番組”などで披露し、一躍ブレイクを果たした。現在はコンビでの活動と並行して互いにピンとしても精力的に仕事をこなす2人だが、イジられキャラとして人気を獲得している児嶋一哉は“あるタレント”の一言が自分の“芸人への道”を切り拓いてくれたと告白した。

お笑いコンビのアンジャッシュ(児嶋一哉・渡部建)が、2月16日放送の『誰だって波瀾爆笑』にゲスト出演した。昨年に結成20年を迎えたアンジャッシュだが、コンビ結成当初はしばらくの間「月にライブが1本・オーディションが2本」ほどしかない“不遇の時代”を過ごしたという。そんな状況の2人に転機が訪れたのは2003年のこと。その年、アンジャッシュは当時大人気だった「テツandトモ」を抑え『爆笑オンエアバトル』(NHK)の5代目チャンピオンに見事輝く。この優勝を契機に『エンタの神様』をはじめとしたバラエティ番組に出演できる機会が増えてきたと、渡部が当時の事を振り返った。

一方の児嶋は、タレントのヒロミが自分の“芸能界入り”を後押ししてくれたことを明かした。高校卒業後に漠然とお笑いへの道を志していた児嶋は、同級生だったヒロミの妹を頼りに(間に多くの人を介しながら)、当時お笑いトリオ「B21スペシャル」として大活躍していたヒロミ本人と対面するまでこぎつけた。その際児嶋は「弟子にしてください」と直訴するも、ヒロミから「弟子は取らない」と断られてしまう。しかしヒロミは児嶋に対して「昔、俺がいた事務所にお笑いの養成所ができるからそこに入れば」とアドバイスを送った。このヒロミからの助言を受けて、児嶋は人力舎の養成所に入学し“芸人としての第一歩”を踏み出したのだった。

お互いが勘違いをしたまま話が展開していく“すれ違いコント”の完成度の高さに定評があるアンジャッシュ。最近はコンビとしての活動だけに留まらず、渡部はテレビ番組の食レポやラジオ番組のDJ、児嶋は俳優業というようにお互いピンでの活躍もめざましいものがある。さらに、児嶋は持ち前の天然ボケを活かしバラエティ番組で“愛されるイジられキャラ”という立ち位置も確立してきている。そんな今や大人気となった“芸人 児嶋一哉”を生み出すきっかけを作ったのはヒロミの一言だったのだ。
(TechinsightJapan編集部 TORA)