一風変わったメイクや衣装で様々なキャラクターを熱演してきた米俳優ジョニー・デップ(50)。そんなジョニーがこのほど開催された授賞式『Make-Up Artists and Hair Stylists Guild Awards』にて賞を受け、これまでに演じた役を振り返りスピーチを行った。
『Make-Up Artists and Hair Stylists Guild Awards』が2月15日に開催され、これまでメイクやヘアスタイルを変え様々なキャラクターを見事に演じてきたジョニー・デップが“Distinguished Artisan Award”を受賞。そこでジョニーはこのように喜びを語っている。
「とても光栄に思います。しかし、こうしてスクリーンを眺めて(過去に演じた役を)振り返ると、なんてバカバカしいことをやってきたかを思い知らされます。」
「いや真剣な話、どうして今もこの僕に仕事を頂けるのか…。僕は実に多くのことをやってきました…いくつかについては謝ったほうがいいのかもしれませんが、謝ったりはしません。」
ユーモアたっぷりのスピーチで会場を沸かせたジョニーは、これまでに『シザーハンズ』、『チャーリーとチョコレート工場』、『ローン・レンジャー』といった多くの映画に出演し、奇抜なメイクや衣装などでファンを喜ばせてきた。そんなジョニーは仕事を支えてくれたメイク&ヘアスタイリストを称え、このようにその素晴らしい仕事ぶりを感謝している。
「僕は俳優として、毎回何か違うことに挑戦しています。そうすることで僕のキャリアを築き上げてきたわけですが、それはメイクアップアーティストの皆さんの大きな助けがあったおかげです。」
スタッフへの気遣いを忘れないジョニー・デップは、普段からとても人柄が良く優しい性格だという。これまでにも『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジャック・スパロウの姿で病院や学校を訪問、病と闘う人々や子供たちを喜ばせたと報じられている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)