この夏の日本公開が大変楽しみに待たれている、俳優ジョニー・デップ主演で復活した西部劇アドベンチャー映画『ローン・レンジャー』。製作のディズニーがそのティーザーを公開したが、落馬したジョニーを馬が踏みつけるなどヒヤヒヤなシーンがいっぱいだ。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』のプロデューサー、ジェリー・ブラッカイマーやゴア・ヴァービンスキー監督とタッグを組んだ俳優ジョニー・デップ主演の最新作が『ローン・レンジャー』。8月2日に日本公開となるが、このほどそのティーザー(予告編)が公開され、あまりにも危険で手に汗握るシーンが満載だと話題を呼んでいる。
何か月も前のことになるが、ジョニーはCBSのトーク番組『レイト・ショー・ウィズ・デイヴィッド・レターマン』に出演した際、その撮影中に落馬して大変危ない目にあったことを告白していた。ネイティブ・アメリカンの戦士“トント”に扮したジョニー、そしてローン・レンジャー(ジョン)は俳優アーミー・ハマー(26)が演じたが、ともに本当に危険なアクションをこなしていた様子。アーミーは若くアクションはお手のものだが、ジョニーは最近ついに50歳となった。40代最後の仕事が最高に危険なアクション映画となったようだ。
そのティーザーにはジョニーのその落馬、および馬が彼を踏みつけた問題のシーンも含まれている。クルーが大勢駆けつけジョニーの無事を確認するが、シャツを開いたその左胸にはしっかりと跡が残っていた。コブだらけの荒れ地で撮影し、裸馬に見せるために鞍はほんの簡易なもので、それが滑り落ちたことが原因だという。
また、時代を思わせる重厚感あふれる機関車を利用してのアクションシーンも見ものだが、西部劇だけあり独特の巨岩、奇岩でのロケも多数あったもよう。ヘリが巻き起こす突風で足元が一瞬ぐらっとする、そんなヒヤヒヤなメイキング映像には高所恐怖症でなくとも身が竦む。アメリカ人にそれは長く愛されて来た『ローン・レンジャー』に、ディズニーが誇る最新の撮影技術が加わり、しかもジョニーが主演である。これはもう大ヒット間違いナシであろう。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)