米オレゴン州のあるステーキハウスで60年以上続いている、“ステーキ2kg早食いチャレンジ”。そこで30代の女性がすさまじい食べっぷりを見せ、ギネスブックが認めたこれまでの世界最高タイムを更新した。
このほど米オレゴン州ポートランドにあるステーキハウス「Sayler’s Old Country Kitchen」で、2kgものステーキが乗った皿を前に早食いに挑戦したのはネブラスカ州からやって来たモリー・スカイラーさん(34)。なんとも細身で小柄な女性であった。
モリーさんはスタートの合図とともに、素手で肉をつかみガブ、ガブ、ガブ! 時おり水を飲むもののロクに噛むこともなく肉をどんどん飲み込み、2kgもの牛ステーキをあっという間にたいらげてしまった。タイムは2分44秒。ギネスブックが世界最速と認めていた先の6分48秒というタイムを半分以下に縮めたとして、このほど自身がYouTubeに動画を投稿してくれた。
そのレストランで1948年からずっと続いている、“72oz. Steak Challenge”という人気のコンテスト。タイムはともかく、2kgのステーキと付け合わせを完食すれば無料食事券がもらえるとあって、これまで1,903名の大食漢が挑戦し、完食に成功したのは女性が47人中8人、男性は1,856人中571人とのこと。それにしても最高タイムをまさかの小柄な女性がさらって行くとは意外。モリーさんは4人の子を育てる母親で、体重はたったの53.9kgだそうだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)