数日前から大きく報じられている、F1元王者ミハエル・シューマッハがスキー中の事故により意識不明の重体に陥っているというニュース。開頭手術を経てやや容体は改善したと伝えられている中、家族がメッセージを発信した。
フランスの有名なリゾート・スキー場「メリベル」で昨年12月29日午前11時頃、一昨年に引退したF1元王者ミハエル・シューマッハ(44)が滑走中の転倒により岩に頭部を強打。現場には大きな岩がゴツゴツと散在しており、彼のヘルメットはなんと2つに割れていたことも判明。ヘリコプターで運ばれたグルノーブルの大学病院で開頭手術が行われたが、シューマッハは意識不明の重体となっている。
シューマッハの家族に向けてかつての仲間や戦友、そして世界中のファンから見舞いや励ましの言葉がTwitterなどを通じて届いているが、このほど家族がそんな人々へのお礼のメッセージを『michael-schumacher.de』に綴った。画像はそのスクリーンショットである。
“ミハエルのスキー事故に関しては、世界中の皆さんから回復を祈る慈悲深い言葉を頂き、深く感謝しております。皆様もご承知のとおり彼はファイターです。この闘いにも決してギブアップすることはしないでしょう。今の私達にとっては皆様の励ましが何よりの心の支えです。ありがとうございます。”
数人の友人や家族とそのリゾート地を訪れていたシューマッハだが、病室では妻のコリーナさん、16歳の娘ジーナ・マリアちゃん、そして事故当時に一緒に滑走していた14歳の息子ミック君が父の様子を見守っているという。現地で31日に医師団が開いた会見では、シューマッハの容体は「昏睡状態は続いているが、ここまで時間をうまく稼げた上に脳の状況は30日より改善し、安定してきた。まだ勝負の時間は続くため、先のことを語るには至っていない」などと伝えられた。
画像はmichael-schumacher.deのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)