SKE48の須田亜香里といえば握手会の対応の良さから「釣り師」と呼ばれ、バレエ仕込みの身体能力を生かしたパフォーマンスが評判の人気メンバーだ。その彼女に雑誌編集者がある質問をしたところ、「ああ、そうですね」と平然と答えたという。須田の持つ何かに気づいた編集者はその出来事をツイッターで伝えると、「自分の生き方見つめ直そう…と思った」とつぶやいている。
2009年にSKE48の3期研究生となった須田亜香里は現在、チームKIIに所属する。これまでもSKE48のシングル曲で選抜メンバーに選ばれている彼女が、昨年の『AKB48 32ndシングル選抜総選挙』では16位となり念願のAKB48シングルで選抜入りを果たした。2014年に入ると、大島優子の卒業曲でもあるAKB48の35枚目シングル『前しか向かねえ』(2月26日発売)の選抜メンバーとなり、24日に発表されたSKE48とGALAXYによる新ユニット“GALAXY of DREAMS”のメンバーにも選ばれるなど注目度は増す一方だ。
月刊誌『BUBKA』の関係者が、1月31日に『ブブカ編集部(BUBKA_henshuubu) ツイッター』でこんなことをつぶやいている。
「須田亜香里さんに『須田さんって明日死んでも後悔しない生き方してますよね』と聞いたら、『あ、そうですね(あっさりと)』と返され、自分の生き方見つめ直そう…と思った」
彼女にとって“明日死んでも後悔しない生き方”とは至極当然のことなのだろう。実は“今を生きる”という課題は、宗教や哲学でも追求され続けているものだ。
米俳優ロビン・ウィリアムズ主演の映画『いまを生きる』(原題:Dead Poets Society)は、日本でも感動を呼んだ。また、2011年にサンフランシスコ在住のブロガーLeo Babauta(レオ・バボータ)氏が著した『「今を生きる」ことの驚くべき力』でも、「“今を生きる”ことが問題を解決する」とその方法論が説かれている。
プロフィールによると、須田の好きな言葉は「今の自分が幸か不幸かは自分で決めろ」。趣味は「自分の限界のない限界にチャレンジすること」とあり、彼女は若くしてプラス思考で前向きに人生を過ごす域に達しているようだ。『BUBKA』の編集者が驚いたのも、彼女の言葉と雰囲気からそうしたパワーを感じたからではないか。
※ 画像はYouTubeのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)