SKE48の松井玲奈が、握手会でファンからグループを卒業するメンバーを引き止めるように頼まれたことをブログで明かしている。彼女は「引き止めてと言われても困ってしまって…どう言葉を返していいのかわからなくなって」とその時を振り返ると、メンバーとしてファンにどう対応するべきか考え込んでいた。

1月19日にインテックス大阪で行われたSKE48の『13thシングル「賛成カワイイ！」（劇場盤）個別握手会』を終えて、松井玲奈が『SKE48　松井玲奈オフィシャルブログ』で悩みを明かしている。

握手会で彼女のレーンに並ぶファンの多くから、グループを卒業するメンバーについての話題が出たようだ。「敏感に反応してしまって、びっくりさせてしまった方が何人もいたなと思っていまして、申し訳ないです」と自分の対応を反省している。やはり、松井玲奈もメンバーの卒業はファンと同様に寂しい。それだけに「それについてどう思うとか、引き止めてと言われても困ってしまって」と気にしており、「きっと私がまだまだ感情表現が未熟者なんだ」と悩む。

2日前の17日にSKE48劇場で行われたチームS公演で、向田茉夏と佐藤聖羅が卒業を発表した。特に佐藤は同じ1期生だけに松井玲奈の心中も複雑だろう。

握手会ではそんな彼女を元気づけてくれる出来事もあった。1月23日からTOKYO DOME CITY HALLで行われる『AKB48リクエストアワー　セットリストベスト200　2014』や2月1日・2日の『SKE党決起集会。「箱で推せ！」ナゴヤドーム』を応援してくれるファンの声だ。

さらに彼女は「仮面ライダーになって私を守ってくれるって頼もしい男の子も来てくれました」と明かして、「守ってもらえるの楽しみ」と嬉しそうに伝えている。ファンの言葉で悩んだ彼女を前向きな気持ちにしてくれたのもまたファンだった。

これまで活動を共にしてきたメンバーの卒業は、松井玲奈たち送り出す側にとってどのような気持ちなのか。彼女は握手会でファンにうまく伝えられなかったことについて、「本当は前向きに言葉を発しないといけないのかもしれません。でもそこの気持ちは皆さんと同じだったりするのです」と明かした。ファンもメンバーも同じ気持ちなのだ。

※画像は、『松井玲奈　renamatui27 Instagram』のスクリーンショット。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）