エンタがビタミン

writer : tora

【エンタがビタミン♪】野村克也氏やビートたけしも。松村邦洋が大物たちの心を動かす理由。

徹底した研究によって、クオリティの高いものまねを披露してくれる松村邦洋。ものまねのレベルの高さはもちろんのこと、その人柄でも多くの人から愛されている。彼の気遣い、そして大物著名人たちに愛されるエピソードが紹介された。

松村邦洋が1月6日放送の『芸人報道』にゲストとして出演した。松村といえば豊富なレパートリーとクオリティの高いものまねで人気であるが、自分がものまねをする相手には「お中元とお歳暮を必ず贈る」という“気配り”も欠かさない。そんな彼の性格にものまねをされる側も心を動かされるようで、この日の放送では「野村克也氏が『何の番組か知らんが松村がいるなら行くぞ』と出演依頼を快諾した」という話が紹介された。

また、ビートたけしが司会を務めていたバラエティ番組『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』に松村が出演した時のエピソードも披露された。その現場で松村は“アツアツの鉄板の上に落ちた時のリアクション”を上手く取れなかったという。たけしは「松村ちょっと来い」と、収録後に松村を自分が滞在するホテルの部屋に呼び出した。そしてたけしはベッドの上で実演して見せながら、松村に正しいリアクションの取り方をマンツーマンで指導した。ある時は「バイク事故を起こした時のたけしの顔」のものまねをしていた松村に対して、たけしは怒ることなく「表情の作り方が左右、逆だ」と指導をしてくれたこともあったそうだ。

先日放送された『ストライクTV』で爆笑問題の太田光は松村のことを「練習の鬼」と称していたが、圧倒的な練習量をこなした上で披露される松村のものまねは非常にハイレベルなものばかりだ。それに加えて、ものまねをする相手への気遣いとその温かい性格も松村の持ち味となっている。この日の放送はそんな“愛される天才ものまね師”松村邦洋の魅力が存分に伝わるものであった。
(TechinsightJapan編集部 TORA)