“しゃべるゆるキャラ”として大人気のふなっしーが、年始の過ごし方や今年の抱負について明らかにした。さらにブレイクを果たした今の心境なども語ったが、そこにはファンへの熱い思いが込められていたのだ。

1月7日放送の『はなまるマーケット』に、生出演したふなっしー。昨年の紅白歌合戦への出演後、ふなっしーは温泉旅行に行ってリフレッシュしたそうだ。今年の抱負について聞かれたふなっしーは「できれば海外出荷とか挑戦してみたいなっしー」と言い、海外進出へのもくろみを明かす。司会の薬丸裕英から「（海外進出は）くまモンを意識してるの？」と突っ込まれたふなっしーだったが、「そんなこと言うなっし！　お友達なっしー」と“くまモン”とは友好な関係であることを強調した。

『はなまる』の名物コーナー“はなまるカフェ”にもゲストとして登場したふなっしーは下積み時代の苦労を話していたが、大ブレイクを果たした今はイベントで全国を回ることが多く自宅に帰ることも少なくなったという。それでもイベント先で会った人たちの笑顔をもらうと、「元気が出ちゃうなっしなー。テンションあがっちゃうなっしなー」とファンへの感謝を口にしていた。さらに自身の公式テーマソング『ふな ふな ふなっしー』を発売中のふなっしーだが、プロデュースを務めた“THE ALFEE”の高見沢俊彦に対しても「ちゃんとした曲にしてくれたなっしー」と語るなど“自身を支えてくれる周りの人たち”への気持ちを表していた。

ふなっしーは激しい動きだけでなく機転の利いたコメントで、バラエティ番組をはじめとして大活躍を見せている。しかしながらこの日の放送で、同じく尼崎市の非公認キャラクター“ちっちゃいおっさん”とは「いい相談相手」と嬉しそうに話し、またファンや自分の活動に協力してくれた人たちへ感謝するふなっしーの姿からは、そのやさしい人柄ならぬ“梨柄”がにじみ出ていたのだ。
（TechinsightJapan編集部　TORA）