14日、都内で新作映画のイベントが行われ、菊地亜美が登場した。アイドルグループ、アイドリング!!!のメンバーであり、単独でバラエティ番組でも活躍中の菊地だが、同イベントではアイドルとしての彼女の本音が飛び出した。
新作映画『ゲノムハザード ある天才科学者の5日間』のPRイベントに、具志堅用高と登場した菊地亜美。同作は西島秀俊演じる主人公が、実は別人である天才科学者の“記憶を上書き”されていた事実を知ることから始まるアクション・サスペンスなのだが、すでに試写を観たという菊地は、「怖い映画かと思ったけど、西島さんの裸の上半身が見られた」と、西島の体がマッチョできれいだったとニッコリ。「普段は、一応恋愛禁止とされているので、恋愛ものの邦画しか観ない」という菊地は、恋愛に憧れがあるのだろう。
そんな菊地は、アイドルとしての自分をシビアに捉えているようだ。「アイドルは自分を見つめ直すことが大事。人気の位置とか…」と持論を展開する菊地は、「私はアイドリング!!!に貢献していないと思う。アイドリング!!!の中での人気はメンバー25人中、リアルに言って18番目」「18番って、一番リアルじゃないですか?」と朗らかに笑った。
菊地はアイドリング!!!としては、「アイドルグループは武道館(のライブ)をやるのが、ひとつのステップになっているので、武道館をやりたい」と目標を掲げるが、「実際には、うーん、どうなんでしょうね。フジテレビさんにもっと力を入れてもらって…」と自信なさげ。
最近、大御所の大先輩との確執が報道されたばかりだが、その件にも触れた菊地。「頑張りすぎて叱られました。『あなた、うるさいわよ』って。その方とは一回も絡んでいないのに、遠くから見ていて嫌だったのだと思います。でも後で楽屋に挨拶に行ったら、『もっと言い返していいのよ』と言ってくれました」、「ポジティブに受けとめますが、今後、その方と共演がなかったら、そういうことなんだなって思います」と反省しつつも前向きに捉えているようだ。
そんな逞しい菊地だが、気弱な一面もあるようだ。昨年はテレビ出演も多かったが、いつまで続くか不安なのだと言う。そこで菊地個人の今年の目標としては、「朝とか昼の番組にたくさん出て、おじさんおばさん世代にも受け入れてもらえるような人物になりたい。アイドルグループにいるとみんな一緒と思われがちなので『あっ、あの子ねー』と分かってもらえるような記憶に残るアイドルになりたい」と万人に認められるアイドルを目指す。
「恋人とはどんな映画を観たいですか?」という質問に、「彼氏と観るなら、どんな映画でもいいです!」と即答した菊地。しかし、アイドルとして頂点を目指す彼女が彼氏をつくるのはまだ先になりそうだ。
映画『ゲノムハザード ある天才科学者の5日間』は、1月24日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国ロードショー。
配給:アスミック・エース
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)