一歩間違えば、大怪我をしていたかもしれない。女性アイドルグループ「アイドリング!!!」の菊地亜美（22）が、見知らぬ男性から受けた乱暴な行為。相当なショックだったはずだが、公の場で話せるようになったのは少しは心の傷が癒えたからだろうか。

8月12日放送の『ストライクTV』（テレビ朝日系）ではバラエティ番組で活躍する女性アイドルの4人が登場し、かしましいトークを展開した。

それは駅の改札口での出来事だという。菊地亜美が自動改札機を通ろうとした時、乗車カードのSuica（スイカ）を床に落としてしまった。慌ててカードを拾おうと、彼女がしゃがみ込んだ時だ。背後の男性から、菊地は左肩に“かかと落とし”をくらったという。男性の言葉はハッキリと聞き取れなかったが、「邪魔だ」というような内容だったらしい。番組共演者から「急にしゃがんだから、膝でも当たったんじゃないの？」との意見もあったが、彼女は強く否定した。足が肩越しに見えたと言うし、踵が下ろされた感覚があったのだろう。気が強そうな菊地だが、さすがにこの時は恐怖で声をあげることができず、大きく息を吸うのが精一杯だったと語った。

今回の『ストライクTV』に出演した4人の女性タレントの中で、菊地のトークが一番使われていた。彼女はフリートークの練習には熱心で、マネージャーらを相手に何度も繰り返すらしい。せっかくの面白い話題も、聞く人に伝わらなければ台無しである。また自分の話だけでなく、他の出演者のエピソードも菊地は積極的に提供していた。そうした努力の甲斐あってバラエティ番組での活躍が目立つようになった彼女だが、アイドル扱いされなくなってしまうという反作用もあり、菊地の心境は複雑なようである。
（TechinsightJapan編集部　みやび）