『ハロプロ研修生 発表会 2013』が12月7日から始まる。総合プロデュースを手がけるつんく♂が、彼女たちのリハーサルを見て感じたことをブログで伝えている。彼が望むことは、ハロプロに限らずアイドルとして成功する上で必要なものといえそうだ。
ハロプロ研修生は2011年まで“ハロプロエッグ”と呼ばれていたが、「ハロー!プロジェクト(ハロプロ)でデビューを目指す研修生」という位置づけがダイレクトに伝わる今の名称となったものだ。今年の9月にメジャーデビューした『Juice=Juice』(ジュースジュース)は、2月にハロプロ研修生から結成されたユニットである。
『ハロプロ研修生 発表会 2013~12月の生タマゴShow!~』が12月7日の愛知公演からスタートする。8日に大阪公演、21日に東京公演が行われる。
つんく♂が『つんく♂オフィシャルブログ「つんブロ♂芸能コース」』で12月5日に、発表会を目前に控えてリハーサルに励むハロプロ研修生たちを見た感想を伝えた。
「リハとは言え、いろんな先生のチェックも入るし、もちろん俺もじっくりスキルチェックです」というように、彼の中では次のユニットに誰を抜擢するかなどのイメージが描かれているようだ。
つんく♂は研修生を見る際に“現在の実力”ではなく「将来、どこまで伸びしろがあるか」、「前回と比べてどれくらい成長してるか」、「どれほどの野心を持っているか」に注目する。そして「決定的にはセンス、つまりは才能」だが、ここにいる時点でそれはある程度クリアしている。つんく♂は「一番気になるのは野心。のし上がってやろう!って気持ち」こそが大切だという。
野心を実現させるためには努力が必要だ。彼はアスリートにたとえて「プロゴルファーは、試合の無い日だってパター位は触るだろう」、「ツアーの無い日だからこそ、ウエイトトレーニングもするだろう」という姿勢が研修生にも必要だと伝える。そうした目線で見てきた彼は、「今回のリハーサルでもつい笑ってしまうほど、成長してるメンツがいましたよ」と嬉しそうに明かした。
彼のブログには「出てくるアイドルって野心的ですよね。プロ志向だし、これだからハロプロはやめらない」、「ハロプロ研修生だけでなくすべてのプロを目指す人間にとってヒントになる言葉ですね」といったコメントが届いており、つんく♂の視点に共感するファンは多いようだ。
※画像は、『つんく♂オフィシャルブログ「つんブロ♂芸能コース」』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)