映画『マシニスト』(2004年)に出演するにあたり、恐ろしいほどの激ヤセに挑戦し完璧に役作りをしてみせた英俳優クリスチャン・ベール(39)。その後も与えられた役を演じきるために容姿を自由自在に変えてきたクリスチャンが、新作映画『アメリカン・ハッスル(原題:American Hustle)』への出演にあたり激太り。しかも髪を剃り“バーコード頭”まで披露し、凄まじいまでの俳優魂を見せつけた。そんな一流俳優の父の姿に、最愛の娘は思わず大爆笑したという。
1982年に子役として本格活動を開始、今や映画『ダークナイト ライジング』(2012年)など数々の大ヒット作品で主演するトップ俳優に成長したクリスチャン・ベールは、その徹底した役作りも大きな話題となってきた。
そんなクリスチャンが新作映画『アメリカン・ハッスル(原題:American Hustle)』で詐欺師の役に挑戦。今回は頭髪を剃りバーコード化、さらに体重を20キロ近く増やし怪しい外見の中年男に扮しているが、その姿を見た8歳のひとり娘は思わず「ブハッ!」。父の役者魂に感動の涙を流すどころか、その変わり果てた姿に大笑いしたという。このほどクリスチャンは米誌『People』の取材を受け、そこでこのように語っている。
「娘は面白いと思っちゃったんだ。だって僕は太鼓腹で、頭もバーコード。娘はその頭をピシャリと叩いては僕をからかっていたね。ものすごく楽しんでくれたよ。」
一方、妻サンドラさんの反応は…?
「妻はいろんな僕を見てきたからね。だからどんな容姿の僕にも我慢してくれる。あんなに我慢強くて愛に溢れた妻がいて、本当に感謝しているよ。」
ちなみに映画の撮影は5月に終了しているが、ジャンクフードのドカ食いで増やした体重はなかなか減らないとクリスチャンは語っている。髪はこのように生えたものの、以前の体に戻るにはまだ時間がかかりそうだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)