エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】ゴールデンボンバーが紅白のパフォーマンスに言及。「玉子剥きマン」が濃厚か。

人気エアバンド・ゴールデンボンバー(金爆)が、NHK『スタジオパークからこんにちは』に生出演した際に新しいパフォーマンスを披露した。喜矢武豊による「玉子剥きマン」は放送と同時にツイッターでも反響を呼び、実際に試したファンもいるようだ。彼らは今年の紅白で行うパフォーマンスについて「これでいこう」と口にしており、候補として考えているらしい。

金爆ことゴールデンボンバーは昨年に引き続き、今年の大晦日もNHKの紅白歌合戦に出演することが発表されている。12月2日に生放送された『スタジオパークからこんにちは』では、彼らがステージで見せるパフォーマンスについてこだわりを語った。

2004年に結成した当初は鬼龍院翔と喜矢武豊が中心で、喜矢武は実際にギターを演奏していたという。ところがある日、鬼龍院から「間奏の時にパフォーマンスして」と頼まれた。喜矢武はしばらく真意が理解できず、しぶしぶギターソロの時にギターを弾かずパフォーマンスを見せていた。そんな時代を振り返った喜矢武は「でもそのうちパフォーマンスが面白くなってきて、今はもうギターを弾くのがイヤですね」と語る。

ライブでは鬼龍院翔や樽美酒研二もパフォーマンスを見せるが、テレビ番組ではほとんど喜矢武豊によるものだ。この日はNHKのスタジオから、楽器を持たずにダンスを見せるナンバー『Dance My Generation』を披露した。

間奏で現れたのが、ヒーロー風のタイツに身を包んだ喜矢武豊だ。胸には“玉子”の文字が刻まれ、頭にはカリメロのように卵の殻を被っている。「タマゴを剥くなら私におまかせ! ゆでタマゴ剥きマン参上!」と見得を切った彼が「タマゴの上と下を少しだけ割って剥く。そして、とがった方から一気に吹く!」と実演したのだ。すると、見事にゆで卵の中身だけがスポンと用意されたボウルの水に飛び込んだ。その要領で“ゆで玉子剥きマン”は次々と剥いていったのである。

エンディングでは着替える時間が無く、喜矢武豊は“ゆで玉子剥きマン”の姿でそのまま出演した。「家族そろって大ファンです。過激なパフォーマンスをどこまで子どもに見せるべきかは親がしっかり判断しますので、いつまでも、どこまでもギリギリアウトで楽しませてください」という視聴者のメッセージが紹介されると、司会者は「紅白ではギリギリセーフでお願いします」と釘を刺した。

昨年は樽美酒研二のシモネタ発言でNHKをヒヤヒヤさせた金爆だが、それでも2年連続出場させてもらえることから今年はシモネタも封印しているようだ。鬼龍院が「よし、紅白はこれでいこう!」と“ゆで玉子剥きマン”の肩を叩くと、喜矢武も「玉子剥きマン!」と胸を張ってその気になっていた。

ツイッターでもこの“ゆで玉子剥きマン”が話題となっている。「スタジオパークでの“玉子剥きマン”がミョーにツボである」、「ゆで玉子剥きマンがツボっちゃってずっと見てる。あれはなかなかNHKっぽかった」と好評だ。中には、「今日おでん作った! 玉子剥きマンのマネしてみた。簡単で楽しい」とおでんを作る時に実践したというつぶやきも見受けられ、金爆の影響力を感じる。

喜矢武豊も『喜矢武豊(ホスト桐生哲也)(yutakya_n) ツイッター』で、「生放送ありがとうございました。みんな玉子を食べてタンパクを摂ろう」とつぶやいており、すっかりこのキャラがお気に入りのようだ。内容としても安心して楽しめるので、NHKもこのパフォーマンスならば歓迎だろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)