やはり、この人の周囲からの信頼は絶大なようだ。お笑いコンビ千鳥の2人が有吉弘行の優しさについて語った。どん底を知るからこそできる人間・有吉弘行の心遣いだ。
12月24日放送の『ロンドンハーツ』特番内のコーナー「ウラでこんなことやってました2013 イブだからバラしていいよね30連発」で、関係者からの情報提供により千原ジュニアや有吉弘行ら芸人たちの裏話がランキング形式で暴露された。
第2位にランクインしたのが、お笑いコンビの千鳥とマネージャーらとの飲み会を隠し撮りした映像だ。その席で千鳥の2人は、レギュラー出演していたコント番組『ピカルの定理』が今年9月に終了したことに触れた。大悟が「『ピカル』のメンバーとは仲良かった。まだまだやりたいことあったのに」と語ると、相方のノブ小池も「復活したい」と話すなど2人の『ピカルの定理』への思い入れの強さが印象的であった。
またノブ小池は有吉弘行について「相当優しいですよ」と、千鳥が初めて『アメトーーク!』に出演した時に有吉が見せた気遣いを明かした。「大阪から東京へ進出してきて不安な気持ちを抱いている」という千鳥の心境を察した有吉は、彼らのネタを出演者の中で一番手を叩いて笑ってくれたのだという。
知られる通り、有吉は猿岩石時代に番組の企画で行ったヒッチハイクで一躍大ブレイクを果たしたが、その後は仕事のない日々が続いた。この“どん底時代”に先輩芸人のさまぁ~ずや上島竜兵からもらった励ましの言葉を今も忘れていない有吉。そんな有吉だからこそ理解できた千鳥の胸のうちだったのだろう。
2011年に復活した『THE MANZAI』では3年連続で決勝に進出し、毎年優勝候補に挙がるなど漫才の技術で高い評価を受けている千鳥。先日放送された『笑神様は突然に…最強キャラクターグランプリ2013』での大悟の里帰りの映像からは、彼らの優しさがにじみ出ていた。これから千鳥が先輩芸人たちからの愛情を受けながら、東京でどんな活躍を見せてくれるか期待したい。
(TechinsightJapan編集部 TORA)