すでに25年以上もの芸歴を誇る米人気女優ジュリア・ロバーツ（46）だが、その感覚は意外なほどフツーともっぱらの評判だ。そんな飾らないジュリアがこのほど人気誌『Marie Claire』の表紙に登場。同誌インタビューでは人気セレブとして、また3人の子と夫を持つ家庭人としての思いを告白している。

今年クリスマスにアメリカで公開される新作映画『August: Osage County（原題）』が話題のジュリア・ロバーツは、1980年代後半より女優業を本格的に開始。それ以来、常にメディアの注目を集めいくつかのロマンスやスキャンダルを報じられてきたが、そのような暮らしを続けていてもなお自身に関する報道には馴染めずにいるようだ。このほど人気誌『Marie Claire』の取材に応じたジュリアは、「自分の名前はネット検索しない」と告白してこう説明を加えている。

「だって卒倒してしまう可能性が高すぎるから。」
「ネットは匿名性があるから、みんな安心して憎悪という感情をブチまけるものだわ。」

陰湿なことを嫌うジュリアは、「文句があるなら直接かかってこい」といった“ガチンコ勝負派”だという。

「互いに苛立っているなら、殴り合いをした方が（ネットで悪口を書くより）良いわ。本気で腹が立っているのなら、拳を構えてファイト。私はそんな気持ちね。」

今年は異父妹ナンシーさんが「太っていることを理由に姉のジュリアから意地悪された」とメディアに告白。そのためジュリアに対して「酷い女」という声も方々からあがったが、それを意識してかジュリアはネットには近寄らず心の平穏を保っているようだ。

そんなジュリアは母として、また愛する男性の妻として、「一日に3度の食事を料理して食べさせるわ」、「家族の世話を誇りに思うの」という“良き家庭人”だ。多忙な女優生活を送りつつも家族との時間は大事にしているが、現在は来年放映予定のTV映画『The Normal Heart（原題）』を撮影中。同作品は俳優ブラッド・ピット（49）もプロデューサーのひとりとして参加しているといい、ファンは放映を心待ちにしている。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）