現在38歳、4児の父として育児にも励んでいるデヴィッド・ベッカムが、『GQ』誌の選ぶ「今年の最もスタイリッシュな男性」に選ばれた。元サッカー界のスーパースターという枠を超え、そのファッション性やスタイルが高く評価されての受賞に本人もホクホク。ファッション界でデザイナーなどとして活躍し、1日に1600万円稼ぐとも言われている妻ヴィクトリア(39)も大満足しているに違いない。
いくつになっても容姿が衰えず、ますます渋みが増しステキになったと評判のデヴィッド・ベッカム。7日、ドイツ・ベルリンにて開催された『2013 GQ Men of the Year Awards』に出席したデヴィッドは、そこで「今年の最もスタイリッシュな男性(Most Stylish Man of the Year)」に選ばれた。
独版『GQ』誌編集長のJosé RedondoVega氏は、デヴィッドをこのように褒め称えている。
「他の運動選手たちと違い、デヴィッド・ベッカム氏はスタイルとファッションの面で影響力を持っています。」
「流行を発信するときには大胆な格好で、ベッカム氏はデザイン、モデル、そしてカメラマンの世界(=ファッション業界)、そしてワールドクラスのスポーツ界の間に懸け橋を築いてくれました。またベッカム氏は男性スポーツ界に魅力をもたらしてもくれたのです。」
ファッション業界で大活躍している妻ヴィクトリアも、夫の栄えある賞の受賞を心より喜んでいるはずだ。しかしこんなにスタイリッシュでオシャレな夫妻も、過去には何度かファッションで大失敗をしたことがあるという。かつてデヴィッドはメディアにその一例をこう明かしていた。
「僕とヴィクトリアは一度お揃いの黒のレザーを着たんだ。ヴェルサーチのものをね。でも、当時を振り返るとこんな風に思う。“僕たち、何考えていたんだ?”って。今でもふき出すよ。あんな服装をカップルでしたらダメってことだね。」
オシャレが大好きなデヴィッドは最先端のファッション&スタイルで決め、数年後に「ああ、信じられない…」と恥ずかしい思いをすることがあるようだ。時には猛省しながらもオシャレに敏感なデヴィッドは、中年と呼ばれる世代に突入してもなおカッコ良さに磨きがかかるばかりである。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)