人気俳優アレック・ボールドウィン（55）に恋愛感情を抱き、執拗なストーキング行為の末、2012年春に逮捕されたカナダ人女優ジュヌヴィエーヴ・サボーリン（41）に対し、14日、裁判所は想像以上に厳しい判決を下した。「私は何も悪い事なんてしていない、これは間違いよ」と発言したサボーリンは、この事態に陥ってもなお反省の色を見せてはいない。

アレック・ボールドウィンに対し頻繁にメールやツイートを送る、さらには自宅にまで押しかけるといったストーキング行為を続けていたカナダ人女優ジュヌヴィエーヴ・サボーリン（Genevieve Sabourin）は、これまで「2002年にアレックと出会った」、「肉体関係もあった」などと主張してきた。そんなサボーリンを相手取った“ストーカー裁判”で証言台に立ったアレックは、これまでの恐怖心が蘇ったのか思わず涙を流す一幕も。その中で肉体関係を強く否定したものの、サボーリンは「あら、本当かしら？」と発言するなどし挑発したという。

しかしアレックを「嘘つき病」とまで言いストーキング行為を否定したサボーリンに対し、下った判決は“有罪”。しかも210日間の刑務所暮らしを言い渡されているが、これに納得できぬサボーリンは「何も間違ったことはしていない」と声をあげたという。

「アレックはサボーリンを高級ホテルに泊まらせました。まるでおとぎ話のようなデートに連れ出したのです。サボーリンがこれを“一夜限りの関係”以上と考えたのは、間違いだったというのでしょうか？」

サボーリンの弁護士はそう訴えるも、それが妥当と判断されることはなかった。ちなみにサボーリンはストーキング行為につき「短期間ではあったが恋愛関係にあった。どうして会ってくれなくなったのか説明してほしかっただけ」と証言していたという。アレックは2012年にヨガインストラクターと結婚している。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）