ヨガインストラクターとして働く美女と婚約して間もない俳優アレック・ボールドウィン(54)が、とんでもない目にあっていた。それはなんと、“ストーカー事件”。なかなかのヤンチャぶりが有名なアレックだけに事件を起こした当事者かと思われそうであるが、彼はこの事件の被害者であることが判明している。
つい先日、俳優アレック・ボールドウィンのNYのアパートにフラリと現れたのは、カナダ人女優のGenevieve Sabourinであった。
なかなかの美人でもあるこの女性は2002年に映画『プルート・ナッシュ』のセットでアレックと出会ったのだというが、報道によると「愛しているの」、「赤ちゃんが産みたい」、「お金が必要なの」などとアレックにメールを送りつけ、かなりしつこく迫っていたのだという。また彼女は“アレックとの間に産まれた子供がいる”と主張していると報じる海外メディアもある。
そんな勘違い女Genevieve Sabourinは3月31日にハンプトンズにあるアレックの自宅へ押しかけるも、同週末にアレックは別の女性と婚約。その後NYにまでアレックを追ったというが、先日リンカーン・センターで行われたイベントにアレックが登場すると知り再度姿を現し、それに気づいたアレックがセキュリティスタッフに通報する一幕まであったという。そのイベント後にアレックのアパートへ押しかけたのだが、そこで彼女は通報され逮捕されるに至っている。
ちなみに気になる2人の関係については、双方の意見が真っ二つに割れている状態だ。もちろんアレック側は“完全に仕事だけの関係だった!”と主張しているが、Genevieve Sabourinは以下のような文章を含むメールを大量にアレックに送りつけていた。
「新しい名前で新しい人生をスタートさせる必要があるの。私の新しい国でね。私を助けて、新しい旦那さん。それはアナタよ!」
「お願いよ、アレック。今すぐ私のことを迎えに来て。今晩、私はあなたから10分も離れていない場所にいるの。」
これが全て彼女の妄想による思い込みだとしたら、なんとも恐ろしい話である。彼女は“アレックとは深い関係にあった”などと主張しているが、この女性からの連絡を受けずに済むのならと、アレック側は電話番号を変えるなどしたそうだ。だが、アレックは2011年に彼女がアメリカで映画の役をゲットできるように手助けした経緯があるといい、ディナーに連れ出したことも一度のみならず二度もあるという。
「ご馳走様」
「はい、サヨナラ」
で本当に終わった話なのかは2人のみぞ知るところだろうが、唯一確かなのはアレックには彼女に対する愛情のカケラも無いということだろう。
なんとも奇妙で恐ろしいストーカー事件だが、真相が全て明らかになる日は来るのだろうか。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)