ロサンゼルスの邸宅が今年に入ってから何度も不正侵入事件の被害にあい、不安と恐怖で憔悴しきっていた歌手のリアーナ。昨年夏に購入したばかりのお気に入りの住まいであったが、残念ながらそこを引っ越すことになったもようだ。

リアーナ（25）は昨年8月、サンタモニカからすぐという高級住宅地パシフィックパリセーズに建つ豪邸を12億円弱で購入していた。ガラス面の多い近代的な雰囲気が自慢の美しい物件であったが、今年になってから頻繁に不審者による侵入事件が起きたため不安が募り、残念ながらもうお引越しだそうだ。

リアーナは日々ゴシップニュースに登場し、クラビング、全米およびワールドツアーなど連日にわたり情報が流出しているため、スケジュールがバレバレ。最近起きた事件も、車を敷地に停めて裏庭からガラスの扉に椅子を投げつけて侵入を試みるなど手口は強硬であり、本人の長期不在を承知の上で高級宝飾品を狙ったものであった。ただし犯人は警報アラームの音に驚いてすぐさま退散し、セキュリティカメラに映った映像を元にその後逮捕されている。

このほどその邸宅に引っ越し用のバンが向かったことを芸能情報サイト『TMZ』が報じているが、リアーナに親しい人物は、「不正侵入事件が頻発することに怯え、彼女は2か月くらい前にその家を離れました。荷物は今回が最後の搬出でしょう。ロサンゼルスの別の場所に新たな物件を探すようです」などと話している。

シングルでありながら無駄に広い敷地と大きな建物を維持し、本人は仕事で留守がち。セキュリティレベルを最高に上げ、スタッフも常駐させて不審者や窃盗犯などの不正侵入を阻もうと努力してきたが、それでも入られてしまったわけだ。どんなに気に入った住まいでもすぐにまた転居…セレブはこれだから辛い。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）