バラエティ番組『笑っていいとも!増刊号』で金曜日のレギュラー陣が体力測定に挑戦した。腹筋や握力で劇団ひとりが予想以上の結果を出すが、草なぎ剛はそれを上まわる芸能人とは思えない身体能力を見せつけた。しかし、御大、タモリの腹筋にはその草なぎも驚いてしまう。
10月4日に『笑っていいとも!』金曜日の本番終了後に、レギュラー陣が小学生が行う体力測定の中から“上体起こし(腹筋)”、“長座体前屈”、“握力測定”に挑戦した。その内容が6日の『笑っていいとも!増刊号』で放送された。
腹筋は30秒間に何回できるかを測定したが、劇団ひとり(36)が27回と健闘して「20代レベル」の体力だと判定された。ほぼ1秒に1回のリズムで腹筋運動するのは見ていても大変そうだ。
草なぎ剛(39)はその記録を上回る30回をやってのけた。1秒に1回でしかもフォームがきれいなのであまりきつそうに見えない。この記録は「アスリートレベル」という。SMAPで見せるバク転やバク宙のパフォーマンスを裏付ける体力である。
ところが司会のタモリ(68)が「どれどれ俺も」というように27回も腹筋をして見せたのだ。1秒に1回のハイペースだったので草なぎも心配そうだったが、やがてペースダウンしたタモリが30秒間で27回をやり終えると「凄い! タモリさんと」絶賛した。
タモリの前に木下優樹菜が挑戦したが脚を押さえる担当が noon boyz(ジャニーズJr.)の真田佑馬だったので、顔が近づくのが気になるのか「なんか変」と女性ADと交代してもらった。ちなみに木下優樹菜は腹筋13回で「小学生レベル」となっている。
その流れから、タモリの時には再び真田佑馬が脚を押さえていた。するとタモリが「脚は閉じてではなく、開いてやってもいいのか?」と尋ねると真田がいきなりタモリの膝を左右に広げて大股開きにしたのである。「そうじゃないよ!」とタモリが慌てて股を閉じると勘違いした真田も苦笑していた。
この腹筋測定がツイッターでも「タモリ腹筋すごい!」、「腹筋の回数スゲェな」話題となっている。「タモリ腹筋途中からちゃんと出来てなくてわろた。負けず嫌いっぽいな」という見方もあるように、確かに後半は上体が十分には起きていなかった。しかし、あの角度まで上げるだけでも腹筋はきついものだ。68歳で27回というのは驚異的だろう。
そしてもう1つ「タモリさん股開かれてた」、「真田の天然ボケに自分の腹筋が崩壊した」という反響もあった。真田佑馬の行動とタモリのリアクションに大ウケして、笑うことで腹筋を使い過ぎた視聴者もいたようである。
体力測定は、他にも座った体勢で前屈して柔軟性を測る“長座体前屈”があり、試しに行った真田佑馬(20)が31cmと体の硬さを露呈した。草なぎ剛は53cmでやはり「アスリートレベル」と判定され、劇団ひとりが30cmで「小学生レベル」だったがタモリは38cmで「平均は超えている」と説明があった。
握力測定では劇団ひとりが55.9kgと意外な強さを発揮。草なぎ剛は45.5kgで握力では平均より-3kg少なかった。そしてタモリは42.3kgと握力でも若者並みの結果を残しているのだ。
タモリといえば、毎日ジョギングを続けており、片脚で立ってもう一方の上げた脚を回す体幹を鍛える運動もやっていると話したことがある。今回の測定で証明された驚異的な体力はやはりそうした努力が作り上げているのだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)