10月5日に交通事故で亡くなった桜塚やっくん(本名、斎藤恭央さん)に、フリーアナウンサーの福澤朗がニュース番組『真相報道 バンキシャ!』で追悼コメントを送った。2人はお笑い番組『エンタの神様』で共演しており、福澤は当時の桜塚やっくんのステージを振り返り、再び共演することが叶わなくなったことを惜しんでいた。
福澤朗アナがメーンキャスターを務める『真相報道 バンキシャ!』で10月6日に桜塚やっくんの事故死を取り上げた。桜塚やっくんこと斎藤恭央さんが乗ったバンドの移動用ワゴンが、10月5日に中国自動車道で中央分離帯に衝突。停止した車から斎藤さんと運転していたマネジャーの砂守孝多郎さんが外に出たところを別々の後続の車にはねられた。砂守さんはその場で死亡しており、斎藤さんは心肺停止状態で救急搬送されたが、運び込まれた病院で死亡した。
桜塚やっくんは所属するバンドのコンサートのために熊本県荒尾市へ向かう途中だった。『真相報道 バンキシャ!』ではコンサートが予定されていた会場に用意されたメッセージボードを映し出した。多くのファンが桜塚やっくんへ「早すぎる! がっかりだよ!」などお別れの言葉を寄せている。
桜塚やっくんが出演していたお笑い番組『エンタの神様』で司会者を務めていた福澤アナは、彼のステージが観客に質問を投げかけてその反応とのやりとりで笑わせる独特のものだったことを説明すると、その切り返しの速さを絶賛した。また、女性客との掛け合いでもイジり過ぎないように配慮していたと、その人柄を偲んでいた。
折しも10月5日に『エンタの神様 大爆笑の最強ネタ大大連発SP』が放送されたばかりだ。福澤朗アナは「またいつか一緒に番組で仕事できると思っていたので、残念です」と特番の『エンタの神様』で桜塚やっくんのステージを見ることが叶わないことを惜しんだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)