人気タレントとして絶頂期だった50代半ばに突然「セミリタイヤ」を宣言し、現在は半年に一度帰国した折にテレビやラジオ番組に出演する、大橋巨泉。同じく人気司会者でありながら、次男の窃盗容疑などが問題になり報道番組の出演を自粛しているみのもんたに対して、巨泉は手厳しいコメントをした。
20日放送の『爆笑問題の日曜サンデー』(TBSラジオ)に、ゲスト出演した大橋巨泉。次男の窃盗容疑などを受けレギュラー番組の出演を自粛しているみのもんたについて、巨泉は触れた。
みのに対して「かわいそうだけど…」と前置きしつつも、「子供に甘くしすぎ」と巨泉は斬る。長男がTBSに勤務、次男が日本テレビ勤務と、みのがなんらかの縁引きをしたと思われる就職先についても「僕の辞書にはない」と突き放した。
巨泉は日頃から娘たちに、「人間というのは根源的にはひとりなんだから、自分の世界は自分で切り開いていくものだ」と諭してきたという。みのとは異なり、一切甘やかしはなかったと子育てに対しての持論を展開した。
一方で巨泉がタレントとして全盛期だった頃、結婚する娘たちに新婚旅行代として、長女はニューヨーク、次女にはパリへの費用を出したことを明かしていた。
「(みのが)息子が30過ぎてまで仕事の面倒を見てきた責任は重い」と、巨泉は厳しく指摘する。しかし巨泉の娘2人はジャズシンガーであり、次女とは今月にジャズイベントで共演を果たした。そして孫もタレントとしてデビューしている。そこに全くの縁故がなかったとしても、父親の名前を聞いただけで待遇が変わってしまうこともあるだろう。果たして巨泉はみのを責めることが正しいのだろうか。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)