お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、テレビ番組『日曜×芸人』で大号泣してしまう場面が放送された。番組の共演者で、その涙を目の当たりにした芸人のバカリズムは、複雑な思いを抱いていたらしい。

6日の『日曜×芸人』（テレビ朝日系）で、「だんだん減らそう5連続チャレンジ！カロリーバイキング」という企画が放送された。ホテルのバイキングで出演者が食べ物をチョイスし、徐々にカロリーを少なくしていくというものだ。失敗すると食べられない上に、自腹で代金を支払わなくてはいけないというルールだったが、3回戦すべて失敗するという結果に終わった。これに若林正恭は、責任を感じて番組中にもかかわらず号泣してしまったのだ。

7日に放送された『バカリズムのオールナイトニッポンGOLD』（ニッポン放送）でも、この話題に触れた。バカリズムは『日曜×芸人』放送前に、若林から連絡があったそうだ。泣いてしまったことで、一部熱狂的な若林のファンがバカリズムのTwitterにクレームが書き込まれるかもしれないからと「すみません」と詫びてきたという。

バカリズムは「今までの中で一番盛り上がった」と番組内容に自信を持っており、クレームが来たら受けて立つ構えだったことを明かす。しかし若林のファンからは、「面白かったです」と良い反応が届いたのだ。唯一「若様、かわいい」というようなツイートが多かったことに対しては、「オレの方がかわいい」と反論。ちなみに番組内容に自信を持っていたバカリズムだったが、この回の視聴率はよくなかったようで「（それを理由に）泣きたいわ」と本音をこぼしていた。

若林は涙した本当の理由を、『日曜×芸人』YouTube限定動画で「（共演した）SHELLYの顔が怖かった」と“女子苦手芸人”らしい理由を挙げている。若林と同じく“女子苦手芸人”のバカリズムは、若林の涙に理解しつつも対抗心を持ったのかもしれない。
（TechinsightJapan編集部 佐々木直まる）