女優の松下奈緒が嵐の冠番組『嵐にしやがれ』に出演した。出身地や大学時代などの話題で嵐のメンバーとのトークを楽しんだ松下だったが、2010年の年末に嵐と共にNHK紅白歌合戦の司会を務めた時は相当緊張したようだ。そんな松下を救った松本潤のある一言があったという。
10月19日放送の『嵐にしやがれ』(日本テレビ)のゲストは女優の松下奈緒だった。移動車ではずっと音楽を聴いているという彼女だが、最近よく聴くアーティストにワン・ダイレクションを挙げると、嵐のメンバーは「意外だね」と反応を示した。
その後、松下の人生のターニングポイントを紹介し、どのような人物でどういった人生を送ってきたかを掘り下げていったが、そこで彼女は19歳まで暮らしていた出身地の兵庫県で「家族でキャンプに行って釣りをした」というエピソードや小学校6年生の時に謝恩会で安室奈美恵の『CAN YOU CELEBRATE?』を即興でピアノ演奏したことなどを紹介した。
また松下が東京音楽大学在学時にプロのオーケストラと共にピアノを演奏するお宝映像が流れると、松本潤は「俺らには一生(経験することが)ないね」と松下のピアニストとしての素晴らしさを讃えた。
25歳の時に主演したNHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の話題になると、松下は「70から80歳くらいのおばあちゃんが自分の役名を呼びながらこちらに駆け寄ってきてくれた」などとエピソードを披露し、作品の影響力に驚いていた。また自身の結婚観にも影響を与えたそうで、撮影中は「すごく結婚したかった」と結婚願望が高まっていたことも明かした。同年の年末に行われた紅白歌合戦の司会も務めた松下だったが、相当なプレッシャーを感じていたようだ。
だが、そんな松下を救ったのは松本潤の一言だったという。「緊張して(紅白の)前後の数週間あまり眠れない」状態が続いていて「ひとりで不安だなぁ」とその気持ちをつぶやいた松下に対し、松本は「松下さんはひとりじゃないですよ。僕らと一緒に6人でがんばりましょう」と声をかけたのだ。この「何気ない一言にすごく救われた」という松下は紅白の司会という大役を見事に果たした。
今年は現在大河ドラマの主演を務める女優の綾瀬はるかと一緒に紅白の司会を担当する嵐だが、この松本の一言のように相手チームの司会者に対する彼らの“何気ない優しさ”が年末の国民的イベントを成功に導いているのだろう。
(TechinsightJapan編集部 TORA)