今年7月に21歳になり、ずいぶん大人っぽくなったセレーナ・ゴメス。「色気ってものが足りない」と批判されるというセレーナだが、本人はそういった否定的な見方を気にしていないもようだ。そればかりか「要は気品よ」と述べ、「ポルノ女優みたい」と叩かれているマイリー・サイラス(20)への皮肉ともとれる発言でファンを驚かせてしまった。
過激なパフォーマンスが目立ち「ここまでくるとポルノのよう」とまで言われているマイリー・サイラス。一方でセレーナ・ゴメスは童顔ゆえか相変わらず幼く見え、どんなに大人っぽいファッションに身を包んでも「過激」、「超セクシー」とは言われないタイプである。
そんな中、セレーナは「Stars Dance Tour」で開催したショーの中で、大勢のファンに向けてこう語っている。
「毎日、しかも一日中こんな風に言われるの。セクシーさが足りない、クールさが足りない、言われるようにすればもっと認めてもらえるようになるのにってね。」
こういったプレッシャーを受けつつも、セレーナには過剰な露出に走るつもりはないらしい。彼女は若いオーディエンスに向けて、このように断言した。
「ひとつ言わせて。もっともセクシーなこと、それは品の良さね。」
このところブリトニー・スピアーズ(31)、リアーナ(25)、そしてマイリーといったトップアーティストが過激なビデオやパフォーマンスを売りにしているが、セレーナは「過剰に見せればいいってものじゃない」と思っているようだ。ちなみにこの品の良さを、先日結婚した歌手ケリー・クラークソン(31)も大絶賛。この夏はTwitterにて「セレーナは最も美しくてセクシー、それに品がある」と褒めちぎっている。過激パフォーマンスが出尽くした感のある今、これからはセレーナやテイラー・スウィフト(23)といった上品路線がもてはやされる番かもしれない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)