今年、遺伝性乳がんを予防すべく両乳房切除に踏み切った女優アンジェリーナ・ジョリー(38)。その再建手術を担当したジェイ・オリンガー医師(Dr. Jay Orringer)は、アンジーの勇気ある決断を絶賛。また今も全く美貌の衰えぬその容姿を有名フォトグラファーも「マリリン・モンローに匹敵する」として褒め称えている。
子供たちのために生きる。それを何より大事に考えるアンジェリーナ・ジョリーは、乳がんにかかる可能性が高いと知るなり両乳房切除手術に踏み切った。そんなアンジーの乳房再建を担当したジェイ・オリンガー医師は、このほど『New York Daily News』のインタビューに応じてこのように語っている。
「すでに患者の中に、(乳がん)遺伝子の検査を受けるべくアンジーにインスパイアされたという女性が何人もいます。」
「アンジーは、今後も長く続く影響を女性達にもたらしたと思いますね。」
また同医師は『FOX News』に対しても、こう述べた。
「女性は、自分の健康を扱うチーム(=医療チーム)のキャプテンなる存在です。それを支える医師は、女性を助ける副キャプテンのようなもの。女性患者が最高の結果を得られるよう、共に働き助けるのです。」
この立派な医師の支えもあり、大手術を経ても変わらぬ美しさを誇るアンジー。そんなアンジーの美を、英有名写真家テリー・オニール氏(75)は次のように話している。
「エヴァ・ガードナー、ラナ・ターナー、そしてマリリン・モンロー…彼女たちは実に美しかった。それなのに今のセレブリティは皆同じように見える。際立って美しいのはアンジェリーナ・ジョリーだけ。他の女性とは違う気品がある。彼女はとても魅力的で美しいし、他の誰よりも美しいと言える唯一の女優だね。」
両方の乳房を失うという、女性にとっては非常に辛い手術を乗り越えたアンジー。それを経て受けた再建手術も大成功、今のアンジーは自信と明るさに満ち輝くばかりに美しい。「両乳房切除手術は行き過ぎた行為」とする意見も少なくはなかったが、他に予防策がなかった元患者やそれを受けざるを得ない女性にとって、アンジーの下した決断、そしてその後も変わらぬ美と活躍ぶりは大きな励みになるはずだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)