エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】『夫のカノジョ』異例の低視聴率発進。主演・川口春奈は“いい作品を作ってる”と笑顔。

10月24日にスタートしたTBS系連続ドラマ『夫のカノジョ』が今、大きな話題になっている。初回視聴率が4.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と異例の低さだったことで、ネット上では“何が悪かったのか”と戦犯探しで盛り上がってしまっているのだ。その矛先は主演の川口春奈(18)にも向かったため、ファンは彼女が意気消沈しているのではないかと心を痛めていた。

『夫のカノジョ』は夫の浮気を疑った妻と、不倫相手と勘違いされた派遣社員(川口春奈)との体が入れ替わってしまうというものだ。タイトルから“不倫ドラマ”を連想させるが全くそういった要素は無く、人気子役の鈴木福(9)や謎の魔女役で渡辺えり(58)が出演するなど、家族で見られるホームコメディである。

低視聴率の大きな原因として、同時間帯に米倉涼子(38)の主演ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)があるからだと言われている。『ドクターX』は『夫のカノジョ』より1週間早い17日にスタートし初回は22.8%、第2話は23.1%と絶好調だ。昨年の秋に放送されて大人気だった『ドクターX』を敵に回しながら、相手より放送開始が遅いスタート。これでは『夫のカノジョ』の視聴率回復は、極めて困難な状況だと予想する声もある。

実際にドラマを見ること無く、“面白くなさそう”だと判断した人が多いようだ。不倫ドラマだろうと思われたり、“主人公の体が入れ替わる”という過去にもあったような設定がその理由だ。そしてドラマの配役に魅力を感じないという意見は、主演を務める川口にとって最もショックだったのではないだろうか。

10月25日の『期間限定 川口春奈オフィシャルブログ』は、“元気ですよ(笑)”とのタイトルでマネージャーが更新。彼女を心配するファンに向けて、笑顔の川口の写真を2枚掲載し、「“いい作品を作ってる”って、心から思えてます」と彼女の思いを代弁している。川口は主演というプライドと熱意を抱いて、ドラマの撮影に臨んでいることを報告。「心配しない下さいねー」との言葉で締め括っている。

連続ドラマの撮影はスケジュールが過酷で、体調管理が大変だと言われる。そこにドラマの評判が悪いとなると、精神的にも辛くなってくるだろう。主演であれば、なおさら風当たりは強くなる。初のゴールデンタイムでの連続ドラマ主演は、川口に女優としての大きな試練を与えようとしているようだ。

※画像は、『期間限定 川口春奈オフィシャルブログ』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 みやび)