エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】KAT-TUNが年末に単独カウントダウンライブ。「4人でできる最高のものを」

メンバーの田中聖が脱退したKAT-TUNの4人が、情報番組『シューイチ』で心境を語った。彼らはグループから2人の脱退を出したことは残念だが、「KAT-TUNの名のもとに4人でやるという意志を固めた」と報告。年末には初の単独カウントダウンライブを開催することを発表し、グループとして前進することを示した。さらに年明けにもファンのためにイベントを考えているという。

ジャニーズ事務所から「度重なる事務所のルール違反行為」を理由に、9月30日付で契約を解除された田中聖。10月12日にはKAT-TUNの4人が揃って単独会見に応じており、翌日の『シューイチ』で放送された。

中丸雄一が「メンバーが1人脱退して、みなさんには混乱を与えてしまい申し訳なく思っています」と詫びると、「KAT-TUNを昔から知ってくださる方には『またか』みたいな気持ちになるかもしれませんが…」とグループとして2人目の脱退者が出たことに触れた。彼はメンバーとして力が及ばなかったことから「僕らも悲しい」と胸のうちを明かした。

亀梨和也も「もしかしたら、まだできることがあったんじゃないかという後悔はある」と残念な気持ちを伝えると、田口淳之介は「僕ら自身もまだ戸惑いはあるが、前進したいと思います」と語った。

中丸は「4人でやるという意志を固めたので、KAT-TUNという名のもとに頑張りたい」とグループとしての考えを伝えている。上田竜也もそれを受けて「4人ならではのできることを考えて、最高のものを提示していきたい」と決意を示した。

そんな彼らから、今年の12月30日と31日に京セラドーム大阪でカウントダウンライブを開催することが発表された。田口は「初の単独カウントダウンライブができることを嬉しく思う」と力強く語っており、新生KAT-TUNとしての大イベントを前向きにとらえていた。さらに上田は「年始にもファンの方とふれあえるような機会をつくりたいと考えている」と明かしており、それはどういう形になるかは不明だが新年早々ファンには嬉しいニュースだ。

4人の会見VTRを『シューイチ』のスタジオで見ていた中丸雄一は、田中聖の脱退への個人的な意見として「悲しみもあるが怒りもある。『何故リスクを冒してまでプライベートを優先させたのか』と本人にも伝えたが、また脱退者を出すという同じ経緯を二度繰り返したのが残念」と語った。

また彼はKAT-TUNの今後について、「6人から5人になった時もそうだったが、その穴を埋めるのは無理。4人の長所を見つけながらやっていきたい」と伝えている。

KAT-TUNは年末のカウントダウンライブを前に、ミニアルバム『楔 -kusabi-』を11月27日に発売する。これからの4人がどのようなパフォーマンスを見せてくれるか注目しておきたい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)