KAT-TUNの中丸雄一がテレビ番組で遅刻した経験を明かした。よりによって、ジャニーズ事務所の大先輩でもある東山紀之との待ち合わせに遅刻してしまったのである。中丸は言い訳することもなく率直に頭を下げて謝ったが、大先輩の反応が胸に響いたという。
日本のTBSテレビとベトナムのVTVが共同制作したスペシャルドラマ『The Partner ~愛しき百年の友へ~』はジャニーズから東山紀之が主演すると共に、中丸雄一も共演することが話題となっている。9月29日の20時からベトナム、21時から日本にて放送されるが、それを前に朝の情報バラエティ番組『シューイチ』で中丸があるエピソードを語った。
番組で映画『謝罪の王様』を取り上げた流れで、遅刻の経験を尋ねられた彼は「あまり言いたくない」と渋りながらも2~3週間前に遅刻したことを明かした。その中丸が「相手は東山さんです」と言うので共演者たちも驚いたが、時期的にドラマ『The Partner ~愛しき百年の友へ~』に関する約束だと思われる。
東山先輩を待たせた上に寝坊してしまい5分~10分ほど遅れたという彼は、正面を向いて「遅刻して申し訳ありませんでした」と謝った。だが「リアクションはありませんでした」と言う。東山は何の反応も示さなかったのである。中丸は「それが逆に『ああ、悪いことしちゃったんだな』感じた」と証言した。
東山紀之はジャニーズでもあまり怒らないことで知られており、後輩で怒ったことのあるグループはTOKIOと嵐だけと言われる。しかし、中丸雄一のように無言の圧力で反省する気持ちになるのだから、東山の考えがあってそうしているようだ。
そんな彼も少年隊のメンバー、特に植草克秀とは何かと口論となり声を荒らげる時もあるのだ。同期には率直に感情をぶつけるが、後輩には萎縮させないように言葉少なに態度で分からせる。それは東山紀之の愛情なのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)