モデルや女優として人気上昇中の本田翼が、自身初の写真集『ほんだらけ（本田本）』を10月31日に発売する。本来は“イン”な人間という彼女が、すっぴん顔でパジャマ姿やどてら姿を披露。さらに写真だけでなく身の回りの物事を本田翼の視点で風刺した言葉も綴られている。普段メディアで見る彼女とは違った魅力が満載の写真集だ。

「私の好きなこと、やってみたかったことをたくさん詰め込んだ内容になっています」。本田翼がオフィシャルブログ『ばっさーんち。』で、初の写真集『ほんだらけ（本田本）』についてそう紹介している。

ファッション雑誌『SEVENTEEN』や『ラブベリー』、『non-no』と専属モデルを務めてきた彼女は、一方で女優としても活動を続けており、ドラマ『GTO』で注目される。今年は『ショムニ2013』でメインキャスト・円山詩織役を演じると、現在放送中のTBSの日曜劇場『安堂ロイド～A.I. knows LOVE？～』では主人公の安堂ロイド（木村拓哉）を助ける看護師アンドロイド・サプリを好演している。

次々と新しい魅力を見せてくれる本田翼だが、その本質は現実社会の中で常に葛藤を繰り返しながら生きており、「漫画がガソリン」というほど“イン”な人間なのである。「仕事がない日には、布団に入ったまま漫画を読んでゲームして登場人物に変身して“布団のままワープ”して本屋や公園、カフェに行ける」そんな本田翼が描く理想の世界を写真集にした。

漫画好きな本田翼だけに、初写真集『ほんだらけ』の制作コンセプトは“マンガ週刊誌”だという。マンガ誌風の小技をきかせた遊び心がたっぷり詰まった、従来の写真集の枠にとらわれない楽しめる一冊に仕上がっている。

撮影では実際に渋谷の本屋さんを貸し切って布団を敷き、数千冊もの本に囲まれて寝ている文字通り“本だらけ”のシーンや、すっぴん顔にパジャマとどてらで布団にくるまったまま街に出掛けているシーンも撮った。そんなやぼったい本田翼が登場するかと思えば、大好きな漫画のキャラクターに変身した姿やセーラー服や浴衣姿も披露。実に全19シチュエーションで彼女の魅力を出し切っているのだ。

しかも、バラエティ溢れるショットに加えて、本田翼の身の回りにある何気ないモノや事柄を純粋かつ独特な視点でとらえ“空想の世界”と“現実”のギャップを風刺した手書きの言葉が散りばめられている。たとえば「電線…電線が赤色だったらみんな運命の赤い糸を信じると思う…」「やりたいこと…好きなことだけやっていられたらなぁと思ったけど、好きなことがそんなになかったからやっぱやーめた」といったものだ。

彼女が最初で最後の写真集と宣言するだけあり、覚悟を決めて“本田翼の本質”を曝け出した。そんな写真集が『ほんだらけ（本田本）』である。

さらに11月3日の「まんがの日」に、山野ホール（渋谷区代々木）で『ほんだらけ』発売記念イベントを開催する。「漫画はおそらく1000冊以上は持っていると思います」と“イン”ぶりを明かす本田翼らしい日程だが、企画もおもしろい。

イベント参加者全員に、本田翼が出演する4コマ漫画集をそれぞれ描いてもらい、『本田だらけ！4コマ漫画1000ストーリー作品集（仮）』を共同制作するという試みで、彼女も「何かを作るというのはとても楽しいと感じているので、みなさんと4コマ漫画集を作る企画は今からワクワクしています」と楽しみにしている。

『本田だらけ！4コマ漫画1000ストーリー作品集（仮）』についての詳細はこちら
（ http://www.stardustpictures.co.jp/hondarake/event.html ）
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）