先日スタートした月9ドラマ『海の上の診療所』の主要キャスト（松田翔太・武井咲・藤原紀香・荒川良々・福士蒼汰・植野行雄）が、『VS嵐』に出演した。松田と藤原は番組初参戦ということもあり張り切ってゲームに挑戦していたのだが、そんな2人に負けないほどの注目を集めたのはお笑いコンビ・デニスの植野行雄であった。ドラマ共演者や嵐の二宮和也からもイジってもらっていた植野だったが、彼は今かなり心配していることがあるという。

10月17日放送の嵐の冠番組『VS嵐』にゲストチームとして登場したのは、松田翔太、武井咲らの月9ドラマ『海の上の診療所』チームだった。番組に出るのが初だという松田は、前日にドラマ『花より男子』で共演した嵐の松本潤に「優しくしてね」とメールを送ったそうだ。また共通の友人の誕生日会で一緒に飲むというエピソードが紹介されるなど、松田と松本はプライベートでも親交があることが明らかになった。

そんな松田にこの日負けず劣らずの注目を集めたのが、お笑いコンビ・デニスの植野行雄だ。番組冒頭から早速、櫻井翔に「（ドラマチームではなく）ケバブのケータリングの方ですか？」とイジられた。その後もドラマ共演者から「（ドラマに）いることはいるけど…」、「たった一言しかないセリフを一生懸命に練習している」などドラマでの出番の少なさを指摘されたり、カメラに背を向けて立たされるなど多くの場面で植野の見せ場が作られていたのだ。

『笑っていいとも！増刊号』の特派員として活躍している上に月9ドラマ大抜擢と絶好調の植野だが、それほど浮かれてもいられないのだという。ドラマで日系ブラジル人の航海士を演じる彼は、監督から「あまりにも演技が下手だったら、4話か5話あたりでビザが切れたという理由でいなくなる」設定にすると言われているからだ。植野はドラマに残れるかどうか、「毎日がオーディション」だとしみじみ語った。

しかし、あの大ヒットドラマ『踊る大捜査線』を思い出して欲しい。後に『交渉人 真下正義』というスピンオフ映画が公開されるほど、欠かせない役どころを演じたのはユースケ・サンタマリアだった。そんな彼も、当初はドラマの中盤で殉職する予定だったのである。それを考慮すると、植野も上手くいけば次へのステップへとつながる可能性が十分あるのではないか。ドラマの進展はもちろんだが、植野の今後のセリフの量にも注目していきたい。
（TechinsightJapan編集部　TORA）