SKE48の須田亜香里とHKT48の穴井千尋が、テレビ番組の企画で特技の“Y字バランス”を競った。同競技にはアスリートも含めて7人が挑戦したが、そのうち2人がAKB48グループということになり勝負の行方が注目された。
テレビ朝日のバラエティ番組『関ジャニの仕分け∞』で“柔軟女王No.1決定戦”2連覇の実績を誇るSKE48の須田亜香里が、9月7日の放送で“Y字バランス女王No.1決定戦”に挑んだ。
他には、トリノオリンピック・フィギュアスケート女子シングル銀メダリストのサーシャ・コーエン選手、トランポリン全日本選手権10連覇者の廣田遥選手、女子野球プレイヤーの片岡安祐美さんにダンスを得意とするMAXのLINA、女芸人のキンタロー。そしてHKT48の穴井千尋が挑戦している。
“柔軟女王”としての実力が評価されて、今回も須田亜香里が優勝すると予想されたが決勝で敗れてしまう。AKBグループの後輩でもある穴井千尋も、準決勝まで勝ち残り意地を見せていた。結果、トランポリンの廣田遥選手が女王となった。
穴井は放送終了後に『穴井千尋 Google+』で、「8センチはクリアしたかった! 悔しくて悔しくてたまりません!」、「いつかまた絶対に須田さんにリベンジしたい!!」と先輩との再戦を切望したのだ。
「でもこうやってバレエを10年間やってたことを表に出すことなかったから、ちょっとでも私のこと知ってもらえてたらいいな」と穴井は今回の対戦を振り返っているが、須田もクラシックバレエを子どもの頃から習っており、コンクールの入賞歴もある実力派である。
須田はことあるごとにバレエをアピールしており、昨年のNHK紅白歌合戦にSKE48が単独出演した際にもバレエのパフォーマンスを見せていた。穴井もそんな先輩のように、特技のバレエをもっとアピールしたいところだ。
その先輩も『須田亜香里 Google+』で、「出演されてた皆さん、美人さんばかりだったなぁ。そして廣田さん凄かった! 絶対リベンジさせていただきたい!」と悔しがっていた。「穴井ちゃん可愛かったなぁ。キンタロー。さんいつも優しくって楽しい方で大好きです」と穴井とキンタロー。とのスリーショットも公開しており、穴井にとっては先輩に覚えられただけでも成果があったのではないか。
しかもAKB48ファンのサイトでは、今回の決戦で穴井千尋が高く評価されているのだ。「可愛さでは一番だったよキャップ」、「愛かった。どこがぽんこつなんだと言いたい」とコメントが寄せられているように、彼女はHKT48チームHのキャプテンでありながら天然なところがあり、“ぽんこつ”と呼ばれる。
今回の出演で須田と渡り合ったおかげで、“ぽんこつ”ばかりではないことを証明できたのである。これをきっかけに、穴井千尋がキャプテンとして存在感を増せば、HKT48への注目度もさらに高まることだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)