HKT48のメンバーが1期生5人の脱退に関してGoogle+で心境を明かしている。キャプテンの穴井千尋やAKB選抜総選挙でランクインした宮脇咲良。そして指原莉乃らが、脱退したメンバーとの思い出や今後のHKTについて語っている。
8月18日に『HKT48オフィシャブログ』で辞退の申し出を受け付けたことが報告されたのは江藤彩也香、古森結衣、菅本裕子、谷口愛理、仲西彩佳の5名だった。主要メンバーも含む5名同時の脱退にファンも騒然としているが、HKTメンバーはどのようにとらえているのだろうか。
指原莉乃はGoogle+『指原莉乃』で脱退したメンバーについて「信頼してくれて、たくさんのことを話してくれた」と明かしており、今回の件に関してもなんらかの相談を受けていたと思われる。しかし「それでも本当の気持ちは、きっと本人にしかわからない。憶測でものは話したくない」と記すにとどめている。
指原は「5人は、前に進もうとしている」と新たな一歩を踏み出す彼女達を見守るように語ると「だからこそ、私たちがとまっている暇はないとおもいます」と今後のHKTの活動へ向けて決意を語った。
Google+『穴井千尋』で「正直驚きました」と心境を明かすキャプテンの穴井は「5人にも夢はあるのでそれを応援したいです」と脱退メンバーへの思いを語っている。彼女も5人がそれぞれに何かの目標に向かうことは分かっているようだ。
一方で穴井はキャプテンとして今回の状況に気づけなかったことについて「悔しいです。でもここであきらめません」と本音を明かすと「HKT48には夢があります。ここにいるメンバーで絶対に叶えます」とキャプテンらしく力を込めた。
今年のAKB48選抜総選挙で47位となりHKTから唯一ランクインして、AKB48ネクストガールズとしても活躍する宮脇咲良も脱退発表についてコメントしている。Google+『宮脇咲良』では「皆さんのコメントを読んでいて、とっても胸が熱くなりました」と今回の脱退を受けてファンから届いた声に感激したことを綴った。
宮脇は5人について「家族以上の時間を共にしてきたメンバー」だとこれまで過ごした日々を振り返ると「それぞれ違う道、違う夢に向かって進んでも、空は続いているし、同じ時間が流れています」と離れ離れではないのだと伝え、今後の活動を応援していた。
また、宮脇は「これからは、17人でHKT48」と5人が抜けた現実を受け止めると「17人で力を合わせて壁を乗り越える」と決意を新たにする。「これからがHKT48にとって本当の力の見せどころです」との彼女の言葉は残ったメンバーの誰もが共感するところだろう。
こうしたHKTメンバーの決意を知ったファンからは「大丈夫そうなので安心した」というコメントも届き出した。ファンも残ったメンバーがめげずに元気に活動する姿を待っているのだ。
今回はメンバーの脱退という辛い出来事だったが、皮肉なことにHKT48が全国区で話題となるグループに成長したことも証明された。これをきっかけに結束力が強まればHKT48が実力で話題となる日も遠くはなさそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)