HKT48を辞めて料理研究家を目指す“ゆうこす”こと菅本裕子が、『ゆうこすのお料理修行!日本全国食育ツアー vol.2 ~漁業編~』の企画を発表した。5月には第1弾として「田植え編」を開催しており、着実に夢を叶えつつあるようだ。
HKT48の1期生で“ゆうこす”の愛称で人気のあった菅本裕子は、2012年8月18日に「一身上の都合により、HKT48を辞退する」と発表した。料理研究家を目指す彼女は今年の2月23日に“料理タレント”として再デビューして、「アイドルではありません」と決意を示している。
5月25日には料理タレントとして初の企画“第1回 菅本裕子のお料理修行!食育体験ツアー 春 ~田植え編~”を開催。参加者とバスで山梨県北杜市を訪れ、地元の方々から郷土料理の作り方や田植えを教わった。
参加者の多くは“ゆうこす”ファンであり、当初はアイドルとしてのパフォーマンスを期待していたが、ツアーが進むうちに料理タレントに徹する彼女の姿に共感していったようだ。菅本自身も「これでお米ができると思ったら楽しいです」と田植えを楽しんでおり、「ハマりました」と感想を述べていた。
それから3か月が過ぎた8月の終わりに『お料理タレント菅本裕子のオフィシャルサイト』で“ゆうこすのお料理修行!日本全国食育ツアー vol.2 ~漁業編~”を発表した。今度は関東近郊の海で地元漁師の方々から、日本の伝統漁法“地引網漁”を教わる企画だ。
イベント参加費1万9800円を高いと感じるか安いと感じるかは参加希望者次第だが、本格的に“地引網漁”を教わって獲れた魚のさばき方も習うという貴重な体験ができる。写真撮影会があるのは“ゆうこす”ファンにはたまらないサービスだが、最後にビーチクリーン活動をするというのも良い思い出となりそうである。
現時点では、元アイドルといった特徴を活かしてこそ実現できる企画というのが正直なところだろう。だが、こうした活動を続けて“料理タレント”菅本裕子として認められていくことで、彼女が目指す夢に近づけるはずだ。後輩にアイドルを卒業してからのひとつの道を示すためにも頑張って欲しい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)