AKBグループで福岡博多を拠点とするHKT48から5人のメンバーが脱退することが発表された。ファンの間では事前に様々な憶測が飛んでいたのだが、HKT48オフィシャルブログでは「一身上の都合で…」との理由が報告された。また、HKTのGoogle+事務局が脱退メンバーのページ運営終了を報告したところ「説明はないのか」との声が殺到しているのだ。
『HKT48オフィシャブログ』で8月18日13時に【お知らせ】として「江藤彩也香、古森結衣、菅本裕子、谷口愛理、仲西彩佳の5名より『一身上の都合により、HKT48メンバーとしての活動を辞退したい』との申し出がありましたので、8月18日付けで受理した…」と発表された。
数日前から彼女たちのGoogle+の更新がなかった。そのため「何かあったのか?」とファンからも心配の声が出ていた中での発表だった。
実は指原莉乃がちょうどその頃の14日にGoogle+『指原莉乃』で「(秋葉原)出張公演のときに、ういたん(古森結衣)とゆうこす(菅本裕子)と、なつ(松岡菜摘)と、まじめな話をした。みんな考えてる。それぞれの人生を、こんな年齢から考えているんだなあ。しっかりしてる」とコメントしていた。このうちの2人が今回の脱退メンバーとなっているのだ。
また指原は翌日に「支配人ってなに? オトナノオシゴトムズカシイネー」や「とがさきさんはすごいとおもう」など運営サイドに対して意思表示をしていた。さらに古森結衣が卒業報告と取れる内容をGoogle+に瞬間的に誤って掲載した内容がネットで流れたことで、ファンの間では「HKTで何かが起きている」と心配する声が広がっていたのである。
そんな状況で8月18日に事務局からブログに脱退発表が掲載されたが、5人の脱退理由は「一身上の都合により」としか説明されなかったのだ。そして1時間後にGoogle+『HKT48』で該当者のページを8月19日(日)13時をもって運営終了することが報告された。ファンは納得せずにGoogle+には不満の声が殺到した。
「そこだけは早ぇんだな」、「え?」、「もう…」といったページ終了の対応だけは早いという運営サイドへの皮肉と共に、「説明をしろやまず」、「も少し詳しく書かないとますます荒れるよ」、「まずしなければならないのはファンへの説明だろうが!」といった声がすでに500件を超えている。ブログにはコメントができないのでこちらに意見が集中した形だ。
今回、脱退が発表された5人はもちろんファンから応援されていたが、なかでも菅本裕子は指原莉乃が移籍する前にはグループ最年長でありバラエティでも活躍していた人材である。これからHKTを牽引する重要な位置にあったことは確かだ。また、江藤彩也香は研究生ながらも先日行われた『AKB48選抜総選挙』では速報で62位にランクインするほど人気がありHKT48の次期チーム入りが期待されていた。
やがて何らかの形で彼女達が脱退した真相は分かるだろうが、指原莉乃が移籍して新生HKTとして勢いをつけたかった矢先に、残念な結果ではある。しかしながら脱退したメンバーにとっては考えた末の決断だろう。これからの道を頑張って欲しい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)