今年7月に待望の長男ジョージ王子を出産し、世界中の人々に祝福された英キャサリン妃（31）。そんな妃と優しそうな夫ウィリアム王子（31）の人気は高まるばかりだが、この夫妻の結婚が実現したのも“ある人物”の強力なプッシュがあったおかげかもしれない。

今月出版が予定されている新著『Kate: The Future Queen』（Katie Nicholl著）によると、キャサリン妃の母キャロル・ミドルトンさんはキャサリン妃とウィリアム王子が交際していた当時、「この2人はどうなるの？」とその将来をかなり心配していたもようだ。そんな中なかなか2人が婚約しないことに苛立ち、2009年のクリスマス直前にミドルトン家を訪問したウィリアム王子に「心配なのよ」と詰め寄ったという。

英紙『The Daily Mail（デイリー・メール）』によると、ウィリアム王子は娘思いの優しいキャロルさんに対して「婚約も結婚もそう先のことではありません」と断言。さらに「いつかは子供を持ちたいし、（キャロルさんにも）養育にしっかりと関わっていただきたいと思います」などと述べ安心させたそうだ。

そしてその言葉のとおり、翌年秋にウィリアム王子はキャサリン妃にプロポーズ。2011年には無事結婚し、このたび誕生したジョージ王子の世話の補助は約束通りキャロルさんに依頼している。

とても仲が良く理想的な夫婦に見えるウィリアム王子とキャサリン妃。妃の母キャロルさんとウィリアム王子の関係も非常に良好らしく、こちらも理想的な関係を築いているようだ。故ダイアナ妃（享年36）が存命ならどんなに素敵な姑に、そして美しい祖母になっていたことだろう。母を愛し尊敬していたウィリアム王子は、懐かしい母とキャロルさんを重ね「生涯大事にしたい」と心に決めているのかもしれない。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）