エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】嵐フェス会場周辺で“音漏れ目当て”を注意するファンに反響。「人として尊敬する」

9月21日・22日、人気グループ・嵐が国立競技場にてコンサート『アラフェス2013』を開催中だ。昨年の『アラフェス』ではコンサート会場周辺で漏れ聞こえる音を目当てに集まる人々が殺到し、地元住民からの苦情が出て問題となった。今年はそれを阻止しようとツイッターなどでも呼びかけられたが、やはり“音漏れ目当て”は無くならないのが現状だ。そんな中で、現地で直接注意を呼びかける嵐ファン(アラシック)のことがツイッターで紹介されて反響を呼んでいる。

嵐ファンから9月17日にツイッターで、「残念ながら毎年、国立の周辺にコンサートの音漏れを聴きに来る人が約3万人もいるようです。皆さん音漏れを聴きに来るのはやめましょう。嵐と近隣住民に迷惑がかかります」という内容が拡散希望でつぶやかれた。

実は、昨年の9月20日・21日に国立競技場で『アラフェス2012』が行われた際に、周辺で楽曲やファンの声援を聴く“音漏れ目当て”で集まった人数が膨れ上がり地元住民から警察や国立競技場へクレームが殺到していた。それが原因となり、今年の『アラフェス2013』の開催にも支障が生じるのではと心配されたほどだ。

そのため今年は前述のツイート以外にも、多くの嵐ファンが「音漏れ参戦は、嵐もスタッフも近隣の方も大迷惑ですからやめましょう」、「アラフェスに限らず。音漏れは本当に聴きに行かないで。特に国立は街中にあって近隣に迷惑がかかりやすい。本当にやめてほしい」と呼びかけている。

9月21日にある嵐ファンが「この人本当にすごい。嵐のために、アラシックのために頑張ってくれている。本当に感謝の気持ちでいっぱいです」とつぶやいて次の文面を公開した。

「嵐さん、アラシックさんたちに幸せになってもらいたい。不幸なことはさせたくないから。そのためには誰かが動かないと意味がない」というそのファンは、“音漏れ目当て”の人々に注意を呼びかけているらしい。「今やっと30人帰ってくれました! この調子で頑張ります!」とまだ続けるつもりだ。

それに対して、嵐ファンからは「え、そうとう勇気いるやん?」、「本当にすごいよね。ひどいことだっていっぱい言われているはずなのに。アラシックとして人として尊敬します」と共感するコメントが多数つぶやかれているのだ。「この方に感謝です! 地方組なんで…勇気ある行動尊敬する」、「すごい! こんな人がいることを嵐のみなさんが知ったら喜びますね。もー嬉しくて泣けてきますよ!」と感激するファンがあとを絶たない状況だ。

『アラフェス2013』の2日目が本日開催されるが、“音漏れ目当て”が迷惑行為であることの理解が広がり、そのために集まることが無くなるのを願うばかりだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)