このたびの『MTV/VMA』での過激なパフォーマンスにより、決定的に「問題児」扱いされるようになってしまったマイリー・サイラス。多くのファンが「今回ばかりはちょっと」と眉をひそめているという事実にも、本人はほとんど反省していないもようだ。
ニューヨークで25日に開催された『2013 MTV Video Music Awards(以下MTV/VMA)』のステージで、過激で卑猥なアクションを多々繰り広げた人気歌姫マイリー・サイラス(20)。デュエットしたベテラン男性歌手ロビン・シックの股間に、自分のお尻を擦り付けるようなポーズをとったマイリーに、会場にいた彼の妻ポーラさんがひどく戸惑っていたという情報もあり、大変な物議を醸している。
PTAを敵に回し、メディアに叩かれ、ファンはTwitterで大騒ぎ。何人かのハリウッドセレブも「あれはちょっとやり過ぎ」と言って眉をひそめる…近年のマイリーにとってこれは毎度のことであり、今回の『MTV/VMA』の批判も想定内であったはず。強気なマイリーのその後の発言を芸能情報サイト『Allie is Wired』が伝えている。
「皆、あのパフォーマンスの私がドラッグでラリっていると思ったら大間違いよ。私はただ、皆の目にそんな風に映れば面白いと思って演技していただけ。神に誓って言うわ。私はブリトニー・スピアーズやエイミー・ワインハウスじゃないから!」
「今の私はエレクトロニック・ダンス・ミュージックに夢中なの。だってすごい人気でしょう? デッドマウ5、スクリレックス、スティーヴ・アオキなんてもう最高よ。彼らが私について尻軽でジャンキーっていう印象を持ってくれたら、1人くらいはコラボしようって誘ってくれるんじゃないかと思ったの。」
「それに皆、私が本当にロビン・シックに腰を振ってみせたなんて思っているわけ? 彼は36歳よ。うわぁ~キモい!」
エイミー・ワインハウスは、確かにダーティなイメージを払しょくできないまま2011年7月に突然この世を去った。だがブリトニー・スピアーズは今、アーティストとしても2人の子の母親としても順調な日々を送っている。このような件で引き合いに出されるのは冗談じゃないと言いたいはずだ。
また上述の3人の男性アーティストも、“尻軽でジャンキー”な女性シンガーを選んでコラボを申し出ているわけではないであろうし、ロビンの妻も、「36歳でも私の夫は魅力的です!」と改めてマイリーに対し目くじらを立てることであろう。マイリーは何を喋ったら誰をどう不愉快にさせるのかあまり分かっていない様子。いつかこの業界の、とんでもない大物にガツンと説教されることになってしまうのでは…!?
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)