エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】佐藤江梨子が電車の中で痴漢撃退。「一生分くらい往復ビンタした」

女優の佐藤江梨子はグラビアアイドルとしても活躍したグラマラスな女性だが、意外にも“男前”な性格らしい。テレビ番組『ライオンのごきげんよう』に出演した彼女は痴漢を撃退したエピソードを明かしたが、映画でも見たことが無いようなその方法に共演者も驚いてしまった。

小学校から中学校時代まで神戸市東灘区に住んでいた佐藤江梨子は、中学1年生の時に阪神・淡路大震災で被災した。彼女はその時に聴いたラジオ番組のパーソナリティの言葉に救われて「自分も人に勇気を与えられるようになろう」と思い立ち、芸能界入りを目指したという。

今では数々のドラマや映画、舞台で女優として活躍する佐藤江梨子が8月27日の『ライオンのごきげんよう』で、学生時代に痴漢を撃退したことを明かした。

電車の座席に座って受験勉強をしていたというから、中学生後半か高校生の頃だろう。彼女がふと視線を上げると目の前で女性が痴漢されていた。「あっ!」と一瞬焦ったが、痴漢はいけないことだと咄嗟に判断して行動に移す。参考書に挟む赤い下敷きを縦にして、「エイッ」と痴漢の手を叩きつけたのである。その男はどこかへ逃げてしまい、女性からは「ありがとうございました」と感謝されたそうだ。

その後、佐藤江梨子自身も二度痴漢に遭っている。10年ほど前のことだ。やはり電車に乗って立っている時に痴漢された彼女は、左手で相手の襟首を締め上げると右手で往復ビンタを食らわしながら「1車両分くらい走っていた」という。

痴漢は30歳くらいのサラリーマン風だった。男は「ごめんなさい、ごめんなさい」と何度も謝りながら往復ビンタを受けつつ、1車両分程度を後ろ向きに走ったことになる。その時の車両には人があまり乗っていなかった。そんな男女の光景を見た老夫婦が、勘違いして「最近の若い者はねえ」と呆れるように口にしたのだ。佐藤江梨子が「これは違うんです…」と説明しようとした隙に、その男は逃げていった。

彼女は「冗談でもなんでもなく、一生分くらい往復ビンタをしましたね」と当時を思い出していた。痴漢は犯罪で決して許されることではないが、1車両分の往復ビンタを食らった痴漢の精神的ショックが少し心配になるほどの迫力だ。

そんな佐藤江梨子は、松本人志監督による話題の映画『R100』(10月5日公開予定)にも出演している。謎のクラブ「ボンテージ」の美女たちの1人が彼女の役どころだ。痴漢撃退エピソードを思い出すと、もはや彼女はどのような役もこなせそうに見える。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)