8月3日に開催された「第1回ムーンウォーク世界大会」で、お笑い芸人のコウメ太夫が準優勝した。コウメ太夫自身がブログで報告したもので、約80組がパフォーマンスを競った中で“お笑い部門”の準優勝に輝いたことが分かった。

「第1回ムーンウォーク世界大会」が相模原市立鹿沼公園で開催された。同大会は宇宙航空研究開発機構の研究拠点があるJR淵野辺駅前の商店街などが主催。キング・オブ・ポップと呼ばれる故マイケル・ジャクソンの“ムーンウォーク”にちなんで、「月を連想させれば何でもOK」という解釈でダンスだけでなく仮装などを競う大会を企画したものだ。

当初は反応が鈍かったが、応募が少ないことが報道されて逆に注目を集めた。大会当日は海外からの参加者も含めておよそ80人が挑戦。マイケル・ジャクソンばりの真剣なムーンウォークを披露するものから、まわし姿で相撲をとりながらムーンウォークを組み合わせるコント風なものまで様々なパフォーマンスが飛び出すと、集まった観客も大喜びだった。

その大会終了後、『コウメ太夫オフィシャルブログ』で「ムーンウォーク世界大会結果準優勝」と報告されているのだ。すでに終了したお笑い番組『エンタの神様』に出演していた頃は、着物姿で白塗りに赤い口紅というスタイルで「チャンチャカチャンチャン…」と踊りながら「チキショー！」とキレネタを披露して人気のあったコウメ太夫とムーンウォークの意外な関係に驚く。

実はコウメ太夫はマイケル・ジャクソンのダンスを取り入れたネタも持っており、読者から「コウメちゃんは本当にマイケルが好きなんだね」とコメントが届いているほどのマイケルファンなのだ。

彼は「お笑い部門準優勝しました。皆様本当にありがとうございました」と報告しており、仮装などを競う部門で準優勝となったようだ。それでもネタとして修練してきたマイケルダンスが認められたのだから嬉しかったことだろう。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）