世界中に衝撃が走ったマイケル・ジャクソンの悲報からはや3年の月日が流れた。「King of Pop(キングオブポップ)」の名は彼の死後、加速度的に伝説への道を歩み続けている。彼のリアルタイムのエンターテイメントを知らない世代にもその傾向は強く見られ、一度でいいからマイケル・ジャクソンのステージを見たいと願う人々は老若男女を問わない。9月29日から六本木ブルーシアターで幕を開けた『THRILLER Live/スリラーライブ』。生前のマイケルも認めた、マイケルファンのためのトリビュート・ショウ。マイケル・ジャクソンの魅力を余すところなく忠実に再現した奇跡のステージが満を持して日本に上陸した。
『THRILLER Live/スリラーライブ』は、生前のマイケル・ジャクソンと深い親交のあったイギリスのクリエイター、エイドリアン・クラントがイギリスに住むマイケルファンのために1991年にスタートさせたトリビュート・ショウがその原型だ。その後、世界規模のエンターテインメント・ショウへと発展を遂げるこのショウはマイケルの死後、彼の魂のかけらを求める人々の願いに応えるかのように世界中のマイケルファンからの絶大な支持を得る。
去る28日に港区六本木のブルーシアターで行われたプレビュー公演には、小さな子供から高齢の方まで、まさに老若男女問わずマイケルを愛する人々が集まった。「ABC」から始まるステージは二部構成。観客たちも総立ちで踊り歌う。おなじみのムーンウォークに加え、「ビリー・ジーン」ではまさにそこにマイケルがよみがえったかのような見事なソロのダンスと歌が披露された。感動に鳥肌が立つ一瞬であった。
『THRILLER Live/スリラーライブ』は、六本木ブルーシアター(旧:六本木ブルーマンシアター)にて、12月9日(日)まで全80公演を予定している。
<公式サイト:http://thrillerlive.jp/>
(TechinsightJapan編集部 村上あい)