エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】矢口の元夫・中村昌也の人気の無さに驚いた千原せいじ。心配したのは無駄だった?

俳優の中村昌也は元妻の矢口真里との離婚問題で騒がれていた時期、ある映画の撮影真っ最中であった。すると共演者のお笑い芸人・千原せいじ(千原兄弟)が、大変気遣ってくれたという。だがやっぱり千原せいじは彼らしく、最後にビックリするような言葉を中村に吐いたのである。

8月15日放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に出演した中村昌也によると、千原せいじは映画の撮影現場でスタッフや共演者を集めてこう切り出したという。「報道陣に昌也のことを聞かれても、余計なことを言うなよ」。

都内のスタジオで撮影中だったため、多数のマスコミが取材に押しかけてくることは想像できた。主役級の俳優のところへは行かないであろうが、自分たちのような話の聞きやすい立場の人間のところに報道陣が押しかけてくるだろうと、せいじは考えたようだ。

「たとえば、(中村のことを)とっさに突撃されたら何て言う?」と、せいじはある共演者に訊ねた。「元気無かったです」と答えると、「アホか! “昌也、意気消沈”ってニュースになるやろ」と怒るせいじ。彼によると逆に「元気です」と言えば、“能天気に仕事している”などと書かれる。ならば余計なことをマスコミに書かれないように、「知りません」「仲良くないんです」と答えようとせいじが取り決めたのだ。

だがマスコミは雲隠れした矢口を追いかけるのに必死だったのか、中村が気の毒で話を聞きづらかったのか。映画の撮影現場では目立った騒ぎも無く、報道陣もあまり姿を見せなかったらしい。

離婚問題が発覚してから毎日のようにせいじは、何かと中村に声をかけ励ましてくれたという。だが2週間ほど経ったある日、突然せいじは中村に「お前、全然人気ないやんけ!」とキレ気味に文句を言ってきたそうである。

せいじは“深い思いやりと厚い人情”の持ち主であるが、あまりにも正直に思ったことをすぐに口に出すため、周りの人間を唖然とさせる場面が多い。だが本人は全く、気にしていないのだ。「まぁ、優しいところはあるんだけど…」とせいじをよく知る番組MCの松本人志(ダウンタウン)は、気の毒そうに中村を見つめていた。
(TechinsightJapan編集部 みやび)