8月24日のAKB48東京ドーム公演で、峯岸みなみを含む研究生16名が正規メンバーに昇格することがサプライズ発表された。彼女たちは新しく発足される新チーム4のメンバーとなり、峯岸がキャプテンを務める。昨年一度は解散したチーム4が新たに復活することとなり、旧チーム4に所属していた島田晴香や市川美織も複雑な涙を流していた。他の旧チーム4メンバーもそれぞれに込み上げる思いがあったようだ。この日の公演を終えるとGoogle+で本音を吐露している。
AKB48の正規メンバーに昇格しながらも、実質的に研究生の状態だったメンバー10人によりチーム4が結成されたのは2011年6月6日だった。10月10日に劇場初公演を行ったチーム4だったが、翌年の8月に行われた東京ドーム公演で廃止されることが発表され、10月25日の『僕の太陽』公演千秋楽を最後に解散している。当時のメンバー阿部マリア、市川美織、入山杏奈、岩田華怜、大場美奈、加藤玲奈、川栄李奈、島崎遥香、島田晴香、高橋朱里、竹内美宥、田野優花、永尾まりや、仲俣汐里、中村麻里子、山内鈴蘭は他の3チームへ異動した。
それから1年も経たぬ2013年8月24日に、新チーム4が発足されたのである。そのメンバーは研究生から昇格した16人で、スキャンダルによって研究生に降格していた峯岸みなみも、晴れて正規メンバーとなりキャプテンに抜擢された。総監督の高橋みなみが「研究生の頑張りをみて作られたチームだと思います。力を合わせて頑張ってほしい」と期待するように、AKB48にとって新しい風となってくれるはずだ。
『岩田華怜 Google+』では、「どんな心情であれ、今までがんばって私たち正規メンバーを支えてくれてきた研究生のみんなに、どうしてもおめでとうが言いたくて…」と更新されているように、旧チーム4のメンバーも新チーム4の発足を複雑ながらも祝福している。
しかしながら、昨年8月の「組閣」でいきなり廃止を告げられた旧チーム4のメンバーにとっては、煮え切らないのが正直なところだろう。
高橋朱里はチーム4の再結成について『高橋朱里 Google+』で、「色んな気持ちの中、悔しい気持ちが一番強いけど、この悔しい気持ちは、今の自分が一番成長でき輝ける大好きなチームAに、良い意味で今後ぶつけていこうと思います」と胸のうちを明かした上で祝福の言葉を贈っている。
また竹内美宥は『竹内美宥 Google+』で、「私も、チーム4を引っ張っていかなきゃいけなかった立場だったんだと今更気づきました」と旧チーム4時代を振り返って後悔すると、「自分にも悔しいしムカついてるし、大人の事情ってやつに対しても悔しい。ムカついてる」とやり場の無い気持ちをぶつけていた。
ファンからも「正直、大場チーム4が一番だと思ってるから今回は納得できてない」、「オレも運営にムカついてるよ」などの意見が寄せられており、そうした空気を感じたAKB48のスタッフによる『荒井広希 Google+』でも、「チーム4についてはさまざまな見解があると思いますが、その答えはいずれ出ると思いますので、自分はそれまで待ちたいと思います」と触れられている状況だ。
旧チーム4でキャプテンを務めた大場美奈は『大場美奈 Google+』で、「峯岸チーム4、おめでとうございます♪ 峯岸さんのチーム、きっとすごく良いチームになるだろうから負けないように、梅田チームBで頑張ります!」と伝えているように、旧チーム4だったメンバーはそれぞれのチームで上を目指すことができる。新チーム4のメンバーにはそんな先輩に追いつけるように頑張ってもらいたい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)