イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】ブラッド・ピットがいきなりの中年太り。しかし「これで良い」の声も。

健康に勝るものはない」。今はこんな心境であろう、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーのカップル。久しぶりに公共の場に姿を現すようになったブラピは、少し前から噂されていた通り少し太っていた。アンジーの闘病に寄り添ったストレス食いとも言われているようだが、「2人で痩せてしまうよりはいい」との声も出ている。

こちらの写真・左はロサンゼルスで5月15日、ミーティングを終えてあるオフィスから出てきた俳優ブラッド・ピット(49)。そして右は3月10日、ロサンゼルス国際空港でキャッチされた彼である。噂にはなっていたが、彼は2か月間で本当にふっくらしていたようだ。

昨年秋のこと、「これ以上だらしない体型になったら婚約は解消よ」と、アンジーが時にはブラピを脅すようなことを言っていると報じられた。常にガリガリなアンジェリーナ・ジョリーとお腹まわりに贅肉がついてきたブラッド・ピット。49歳の彼にとって、「中年太り」や「メタボ」とまるで無縁というわけにはいかなかったのであろう。

ブラピはホットドッグ、サンドイッチ、ピザ、ハンバーグが好きな典型的アメリカンだが、メキシカンフードや甘いものも大好き。これをビールやワインとともにダラダラしながら食べるのが彼流であり、3月にはアンジーに勧められ、大人気の補正下着「Spanx」でメタボ腹をへこませて見せているとまで囁かれた。

ブラピが突然太った理由は、恐らくアンジーの「両乳房切除手術」と無関係ではあるまい。遺伝子検査、恐ろしい診断結果、美しい乳房に左右ともメスを入れるという苦しい決断、乳房切除手術、再建術、そうしたプロセスが2月から4月下旬まで続いたというが、2人にとってこれがどれほど長く苦しい時間であったか想像に絶するものがある。

アンジーのそばにずっと寄り添い励まし続け、子供たちの世話にも追われたブラピ。こんな大きな試練を空腹のままで闘えるわけはないし、ストレス食いを指摘されたところで食べものの味すら分からなかったに違いない。そして4月下旬、アンジーの「乳房再建術」が無事成功し、ブラピは心底安心した。それまでの反動で大食いしたとしても不思議はない。

だが今の2人は健康のありがたみを痛感しており、ヘルシーな食生活の重要性をも強く認識している。もしも医師にメタボを指摘されれば、ブラピはあっという間に適正体重に戻すことであろう。そしてこれも忘れてはならない。大病をした人は、概して「看病してくれる相手が疲れてゲッソリしていくのを見るのが辛い」と言う。アンジーは今回、彼のこのぽっちゃり感に救われた気がしたのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)