エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「早くも猫かぶりを卒業」。AKB48のセンターを奪ったNMB48・山本彩にファンも感激。

『第5回AKB48選抜総選挙』開票イベントで14位となり選抜入りを果たしたNMB48の山本彩は、「猫かぶりはもう卒業して、野獣のように選抜のみなさんに食らいついていく」と抱負を語った。その翌日に収録されたスペシャル番組『HEY!HEY!HEY!』の企画で、選抜総選挙で選ばれたAKBグループの64人が“イスとりゲーム”によって実力でセンターを争った。7月1日にその内容が放送されると、山本彩の宣伝どおりの活躍にファンも大喜びすることとなったのだ。

山本彩は過去2回の選抜総選挙でアンダーガールズに入っている。今年はついに14位となり選抜メンバー入りした彼女は、「ファンの方にも山本彩はAKBの選抜に入ると借りてきた猫みたいになると言われて…」とこれまで実力が発揮できなかったことを反省すると、「猫かぶりはもう卒業して、野獣のように選抜のみなさんに食らいついて…48グループを私がかき乱していきたいと思います」と宣言したのだ。

7月1日に放送されたスペシャル番組『HEY!HEY!HEY!電撃復活2013』は6月9日に収録されており、前日に選抜総選挙を終えたばかりのAKBグループ64人が“HEY!HEY!HEY!限定センター奪取 イスとりゲーム大会!”に挑んだのである。優勝者はセンターとして63人をバックにヘビーローテーションを歌うことができるのだ。

戦いは熾烈を極めた。今回初めて選抜入りしたSKE48の須田亜香里がいきなり敗れると、その後も続々と主要メンバーが脱落。1位の指原莉乃も目立たないまま姿を消した。大島優子や渡辺麻友は善戦していたが、HKT48の村重杏奈をはじめとするぐいぐい押してくるメンバーにイスを奪われて「怖い!」と言いながら脱落していったのである。

そんな中で、4回戦に残ったのはSKE48から松井珠理奈、松井玲奈、菅なな子、木下有希子、矢方美紀、石田安奈。NMB48から山本彩、矢倉楓子。HKT48から中西智代梨、村重杏奈というメンバーだ。本家AKB48が1人も残らない事態となり、松本人志が「すみません! AKBがいないのでやり直します」と冗談を飛ばしていた。

準決勝で勝ち残ったのは松井珠理奈、石田安奈というSKEの2人とNMBの山本彩である。決勝ではイスを囲む3人の姿は前傾姿勢で、特に山本は最初からずっと裸足で臨んできた。裸足で足を大きく広げて仁王立ちした彼女の姿は、もはや格闘家のようだ。

「真夏のSounds good!」が流れると、3人はイスに目線を合わせて横歩きするように回り始める。音が止むと一斉にイスに向かって飛び掛かるが、一瞬速く両手でイスをつかんだ山本がこしかけて渡さない。「座ってる? 座ってるね!」とダウンタウンが彼女の勝利を判定した。

山本彩の首にセンターの印としてレイがかけられると、浜田雅功は「やっぱり、裸足やわ!」と彼女のやる気に感心した。松本も「ヒクソン・グレイシーみたいな…すごいね」と山本の前傾姿勢を真似て見せたのだ。

こうしてセンターを実力で手にした山本彩は、大島優子や渡辺麻友をはじめ63人をバックに「ヘビーローテーション」を歌い踊った。本来ならば前半部に大島がソロのダンスを見せるパートで、山本はオリジナルのダンスを披露した。にわとりのように首を前後するダンスやマイケル・ジャクソンの「スリラー」のダンスの振りなどを交ぜながら、スカートをめくるサービスまで繰り出したのである。本家の大島もそれを見て大ウケしていたようだ。

山本彩 Google+』では放送後に、このイスとりゲームについて「ヘビーローテーションのセンターやらせて頂きました! いや~燃えました!」と報告があった。保育園でもイスとりゲームで優勝経験があるという彼女だが、「収録終わってからの数日間。びっくりする位筋肉痛引きずりました」というから相当集中していたようだ。

ファンからも「HEY!HEY!HEY!でのセンターおめでとう」と祝福が相次いでおり、「宣言通り! 猫かぶりじゃないさやねえが見れた」、「裸足でよく頑張った! 野獣のようだった」、「総選挙で言ってた通り、AKBの中で素を出せてたな」と彼女が公言どおりの活躍を見せてくれたことに感激するコメントも多い。

「ヘビロテのセンター似合ってました」、「AKBのセンターさやねーでもぜんぜん違和感無し、むしろさやねーでいんじゃね!」というコメントも届いており、ファンもこれまで以上にAKB48のシングルでセンターに立つ山本彩を見たいと思ったようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)