エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】“ももクロ”と“9mm”が対談で意気投合。「対バン」や「楽曲提供」の話も飛び出す。

“ももクロ”ことももいろクローバーZと9mm Parabellum Bullet(通称、9mm)による異色対談がテレビ番組で実現した。2011年に同じライブイベントに出演し、9mmがももクロに興味を持ったことから今回の対談につながったという。

2011年4月17日に開催された「ザンジバルナイト in 野音 2011」に出演した9mmは、ももクロが裸足でパフォーマンスするのを見て「なんて、ハチャメチャな人たちなんだ」と気になった。それがきっかけとなり、7月にはFM番組『SCHOOL OF LOCK!』で彼らがパーソナリティを務めるコーナーにももクロをゲストに招いている。

そして今年の6月28日には『僕らの音楽』で夢の対談、“9mm Parabellum Bullet×ももいろクローバーZ”が放送されたのだ。

対談は、ももクロのリーダー・百田夏菜子が初っ端から「9mmエグゼクティブなんとか…ですよね」といきなりバンド名を間違えて大ウケしたことで、和やかに始まった。「9mm Parabellum Bullet」とはピストルの弾丸であり、ドラムのかみじょうちひろが「男っぽいものが好きなことからバンド名にした」と説明した後で、「アイドルも大好き」、「一番好きなアイドルは高城れに」と明かして笑わせた。

ギターを練習中という佐々木彩夏が9mmのギタリスト・滝善充に「どうやって練習したらいいですか?」と尋ねると、彼は「CDを聴きながらひたすら弾くことかな」と答えてアコースティックギターで、ももクロの楽曲「ワニとシャンプー」を一節弾いてみせたのだ。ももクロの5人も「凄ーい!」と感激していた。

滝といえばライブでギターを弾きながら猛烈なヘッドバンギングをすることで知られるが、ももクロから「脳しんとうが起きたりしないんですか?」と尋ねられて、「まだないですね」と答えていた。彼はギターを弾きながら「50m走もできる」というほどタフなのである。体は丈夫なので脳しんとうは無いのだが、ライブ中に滝がギターを思いっきり振り下ろしたところにボーカルの菅原卓郎がいて、「頭に思いっきり当たって、血が出た」というハプニングはあったそうだ。

他にも「ライブではクールビューティーでいたい。俺は9mmの青色担当だから」と豪語するかみじょうが、ドラムのスティックを回す超絶テクニックを披露したり、高城れにが「3連泊をとるのが苦手」だと明かして対策を尋ねたりと、話題がつきることが無いほど盛り上がったのである。

互いに意気投合したところで、百田夏菜子が「いつか対バンできたらいいですね」と提案すると、菅原が「対バンをやるんだったら、この人(滝善充)が曲を書くので」と乗ってきたのだ。滝も「曲書かせてもらいますよ」とその気になっていた。「もし俺たちが曲を作ったら演奏もしますので、それで踊ってください!」と菅原から言われて、百田も「(踊りで)負けちゃうかも」と喜んでいた。

ももクロのヒット曲「サラバ、愛しき悲しみたちよ」はロックギタリストの布袋寅泰が作曲・編曲を務めており、ギターも弾いている。それを考えても、9mmがももクロに楽曲提供する可能性は十分にあるのだ。対バンライブでその曲をももクロと9mmが披露する時が楽しみである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)