SKE48の“終身名誉研究生”松村香織が、青年漫画雑誌『ヤングアニマル』で名前を間違って記述されている。その件について『ヤングアニマル』は「申し訳ない」とツイッターで謝罪した。それを受けて松村が「気にしないでください」とコメントしたことで、事態は収束するかに見えた。しかしそれには続きがあり、松村香織の野望が見え隠れしているとファンの間で話題になっている。
7月12日に発売された『ヤングアニマル』の14号は“水着スペシャル号”となっている。表紙を飾るSKE48の須田亜香里、高柳明音、木下有希子と共に、内容紹介で写真が掲載されたのが松村香織だ。
その文面が「YA読者の皆様、初めまして。“村松香織”です♪ 今日はメルヘンの世界でもてなしちゃいます」と苗字が“村松”になっているのだ。彼女は7月15日に『松村香織 Google+』で「ヤングアニマルさーん」とその部分の画像を掲載して、「プンスカプンスカ」と怒りを伝えたのである。
『ヤングアニマル公式@14号発売中!(YoungAnimalHaku) ツイッター』では、読者から指摘を受けて「ご本人に本当に申し訳ないです。あってはならないミスです。深く反省して同じことを繰り返さないように致します。ご指摘ありがとうございました」と謝罪文が掲載された。
それに対して、松村香織はGoogle+で「アニマルさん。“村松問題”のことそんなに気にしないでくださいね…」とコメントして寛大なところを見せたのだが、最後に「では、いつか表紙で」と笑いながら意思表示したのだ。
『ヤングアニマル』に対して次は“表紙グラビア”で登場させて欲しいと言わんばかりの松村に、読者からも「表紙と言うとる」、「本当に来るか表紙?」、「これは、災い転じて福となすだね」と期待するコメントも寄せられている。
一方で、「ヤングアニマルはとんでもないミスを犯してしまったようだ」、「とんでもない弱みを握られてしまったな、ヤングアニマル編集部」と『ヤングアニマル』を心配する読者も少なくない。
ちょうどその頃に、彼女は『SKE48 研究生日替わりブログ』を更新した。武道館で歌ったAKB48の“チャンスの順番”の歌詞について、「まさに松村香織のことじゃないかって」と振り返っている。
松村香織は2009年にSKE48第3期メンバーオーディションに合格したが、「すぐ選抜に入ったり、どんどん昇格していく背中を見ることしか出来ませんでした」と同期に遅れる自分に悩んだことを明かす。しかし彼女は「今はあの時とは、全く違います」と言えるようになった。「無理矢理かもしれませんが、自分の居場所をつくって活動することが出来ています」、「スタートは誰よりも遅かったけれど、やっと追いつくことができた」、「風向きって変わるものだ」とまさに“チャンスの順番”を実感しているのだ。
“終身名誉研究生”という居場所を作った彼女は、その後も薄毛の悩みさえもアピールして人気につなげるといった彼女ならではの努力を続けており、今回の『ヤングアニマル』の件も本当に表紙になりそうな勢いだ。「これが後に伝説として語られる『村松表紙問題』である」というファンの予想どおりになるかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)