エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「ゴールデンボンバーに加入したい」。金爆に訴えたモデル下田美咲のブログが炎上。

モデルの下田美咲が、テレビ番組でエアーバンド・ゴールデンボンバー(金爆)に対して真剣に加入したいという意思を伝えた。彼女はこれまでも金爆のダンスを踊った動画が受賞するなど、熱心な活動が注目されている。ついには金爆の所属事務所の社長と食事したこともあるというほどだ。そんな下田がテレビ番組を通してとはいえ、真剣に金爆メンバーへの加入を訴えたことでブログへは賛否のコメントが殺到している。

7月11日放送の『アウト×デラックス』に「ゴールデンボンバーに入りた過ぎて人生迷走した女」としてモデルの下田美咲が登場した。彼女は放送直前に『下田美咲の若干固いブログ。』で、2年前にゴールデンボンバーを知ったいきさつを明かしている。音楽や動画サイトに全く興味がなかったという彼女が、友達からしつこくすすめられて見たのが「女々しくて」のPVだった。「え、私の送りたかった人生が、ここにある!!」と感動した彼女はPVを見終わると、「私、この人たちの仲間になりたい。加入したい。加入目指す」と口にしたという。

2年前の3月といえば金爆が頻繁にメディアに出演する前で、まだ知名度も低かった頃だ。「小さな頃からアクシデントの多い人生で、お金がないと守れないものだらけだと痛感する日々だった」という下田は、トラブルに対応できる財力を手にするために「億とか兆、稼ぐ人になる」と考えて生きていたのだ。

しかしそんな彼女が金爆を知り、「この人たちの仲間になれるなら、お金持ちになれなくても平気な気がする」と思ったのである。彼女は金爆に加入するには何が必要かを考えて「動画のスキル」を磨いた。下田美咲の動画プロジェクト(SMDP)として自作自演の動画をYouTubeに投稿し続けて、2年間で130万回も再生されるほどになった。そして今年の5月に『アウト×デラックス』のスタッフから連絡があったのだ。

番組の本番で彼女は「一流のアーティストやスポーツ選手には今からどれだけ努力をしても追いつけない。でも、ゴールデンボンバーは唯一今からでも入れそう」という主旨の発言をしたために、MCの矢部浩之とマツコ・デラックスから「バカにしているのでは」と指摘されてしまう。また金爆ファンには「(入りたい気持ちが強過ぎて)ライブを楽しめない」という発言も、納得できなかったようだ。

彼女はテレビで「所属事務所の社長さんと食事をするまでこぎつけた」と話しているが、ブログでは一部で「事務所に直談判しに行った」という情報が流れていることについて「事務所に行ったことは一度も無い」と否定しており、事務所と関係を持つことで加入しようという考えはないらしい。

さらにはメンバーとは直接会う形でなく、「ちゃんと審査してもらえる設定で出会いたくて、徹底的に会わないように生活してきた」というこだわりを持っている。そこで今回は、テレビを通して金爆と関係者に「ゴールデンボンバーに加入したい」という意思を伝えたのである。

下田はカメラ目線で「ゴールデンボンバーさんに出会ってから入りたくて、他のことが考えられなくなりました。入れないなら入れないとはっきり教えてください」と真剣に訴えた。そして「私は答えがないのが答えとか思わないタイプなので」とはっきりとした返事を要望したのだ。

彼女のブログには「下田さん、あきらめちゃだめだよ? 夢に向かって頑張って」、「ゴールデンボンバーファンではありませんが、下田さんきっかけで気になりだしたかも…。これからもその勢いで負けずに頑張ってください」という励ましのコメントも寄せられているが、「バカにする発言とかありえません。バンギャ(ビジュアル系バンドのファン)、金爆ギャを敵に回したと考えてください」、「あなたの行動はゴールデンボンバーのメンバー、事務所に迷惑をかけています」などの批判コメントが続々と届いている。

金爆のボーカル・鬼龍院翔がラジオ番組で「ゴールデンボンバーには女の人は入れない。元気な男の子しか入れない」と話したというコメントも複数あり、今も鬼龍院がそう考えているのならば下田が加入する可能性はかなり低くなりそうだ。ただ彼女は「はっきり教えてください」と強調するように、どちらにしても答えが欲しいのである。

批判的なコメントに比べて、少数ではあるが「あなたのファンになりました! 炎上してるけど自信持って頑張って」、「美咲さんの女々しくてが好きです」という意見も見受けられる。下田美咲の今後の活動にとって、よいきっかけとなったのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)