AKB48の川栄李奈がゲスト出演した深夜バラエティ番組で、「ファーストキスは?」の質問に答えて周囲を驚かせた。ところが同じくゲストだった高橋真麻と北斗晶の2人は、川栄の経験に共感したのだ。一見、関連性のない3人の共通点に気づいたMCの後藤輝基(フットボールアワー)は感心していた。
「トリオ・ザ・全力女」として7月16日の『今夜くらべて見ました』に登場したゲストはAKB48の川栄李奈、フリーアナウンサーの高橋真麻に元女子プロレスラーの北斗晶だった。
AKB48のメンバー中でも人気急上昇中の川栄李奈は、「九九ができない」や「足が臭い」などあらゆるキャラを突かれた。MCの徳井義実(チュートリアル)からは「A(足の)K(臭い)B(バカ)」と言われる始末だ。
その川栄が小学生の時のバレンタインデーの話題になると、後藤はAKB48の“恋愛禁止”ルールに触れた。「僕の知っているAKBの子は、それで福岡に行ったからね」と暗に指原莉乃を例に出し、恋愛について確認すると「してないです!」と川栄はキッパリ否定した。
さらにMCのSHELLYから「どこからどこまでがダメなの?」と問われた川栄は、「撮られたらダメですよね」と両手で×印を作った。後藤から「“撮られないために、どうするか?”とか考えて恋愛しない?」と確認され、彼女は「しないです」と断言したのである。
そんな川栄に対して、徳井が不思議そうに「でも18歳とかだったら、自然に“あの人が好き”という気になるやろ?」と尋ねたが、彼女は「それがないんですね。それがないから、平気なんだと思います」、「それのある人は…まあ、いっちゃうのかな」と答えて笑わせた。
川栄李奈は15歳で高校1年生の時にAKB48に入ったという。後藤からファーストキスについて問われた彼女が、「本当にないんです。男の人とあまりしゃべれなくて」とキス未経験を明かすと、「えー!」、「まじ?」とスタジオは騒然となったのだ。
だが、高橋真麻はファーストキスについて「29歳です」と堂々と答えて、「だから、まだまだあと11年は大丈夫!」と川栄を励ました。さらに北斗晶が身を乗り出して、「わかるよなんとなく。私も18歳の時は練習に一生懸命だったから」と川栄に共感したのである。
「女子プロレスも“酒”、“タバコ”、“男”は絶対にダメだったから」と明かしながら、「でも、それが苦にならないんだよね! 一生懸命やってるから!」と熱く語る北斗に川栄も真剣にうなずいていた。思わず北斗の熱弁を聞いた後藤は、「そうかー、意外に共通しているところがありましたね」と感心するのだった。
川栄李奈に限らず、女性アイドルには小学生や中学生でオーディションに合格してそのまま20代まで活躍する者もいる。彼女たちが“恋愛禁止”のルールを守りながらやっていけるのは、北斗晶がいうように女子プロレスと同じ境地にあるからだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)